こんにちは。
2日更新をサボッてしまいました。
忘れたわけではなく、作業も大詰めで作り込みや調整に集中しているとついつい遅くなりすぎてしまいます。
そしてハリアーも大体終わりが見えてきて、なんとか更新です。
さて今回のハリアーは諸事情があってプリアウトにRCAケーブル出力がありません。
今まではスティンガーのスピーカー出力→RCA出力に変換する部品を使用していたのですが、アンプも増設になって2chと4chアンプの計3系統になったので新たに変換機も増設となりました。
そこで候補はコスト的にARCの3wayクロスオーバーかオーディオコントロールのLC6に絞られました。
ちょっと内容は違いますが目的はハイレベル変換だったので価格と前回好評だったのでLC6にしました。
この商品の特徴はハイレベル変換が主な特徴で最大3wayまで出力可能です。音声信号を低音と高音をミックスさせるなんてこともできるみたいです。
多少地味なスペックですが最大の特徴はハイレベル変換を高音質で変換する性能です。
調整スイッチが内部にあるのでフタをあけたら内部はこんなカンジです。
なんとも立派な回路。
一つもチップ抵抗を使っていません。そして3回路とも独立でオペアンプが2つ。そしてしっかり電源部もあります。
部品もチップが少ないのでやる気になればコンデンサーとオペアンプ交換ができます。ここを変えればかなり音質アップが期待できます。
オペアンプはBA4560でよくアメリカ製で見かけますね。メーカーはローム。音良いんでしょうか?
こうゆうアナログ回路を見るとわかる所は交換したくなります。
最近はなんでもICに詰め込んでデジタル動作で小型化されてきましたが音質的には?な部分も多いです。
今回の様なアナログプリアウトもホームオーディオでは重要視されていて高価なものでは数十万円もします。
オーディオ機器は最後はアナログな部分で音が大きく決まるので(主にスピーカー)デジタル、アナログにこだわり過ぎず適材適所を見極めながらコントロールすることが重要ですね。