こんにちは。
今日は以前にキッカーのスピーカーＲＳ６５．２をインストールしたムーブコンテをバイアンプ仕様にしました。
キッカーのスピーカーは標準のネットワークのアッテネーションが少なく、いつもは追加アッテネーションを付けていますが、今回更に調整を追い込む為にバイアンプとしました。
アンプはお客様の手持ちがあったので、そのアンプを使用して結線。
バイアンプとはパッシブネットワークを使って、ツイーターとＭＩＤウーハーに独立してアンプを使います。したがって標準のパッシブネットワークがバイアンプ対応であれば可能です。
今回の成果は、まず標準のアッテネーション不足をアンプのゲインで補えること。ゲイン調整でフレキシブルにツイーターレベルを追い込めます。
そしてもう一点。アンプをセパレートにしたことによってアンプの負荷を減らせるので音質的に有利ですが、実際はハブウーハー以外の２ＷＡＹスピーカーで電気的に不足して音質が悪くなることは、ほとんどありません。
ですが、今回はツイーターとＭＩＤウーハーのアンプが違うアンプだったので、より音質的に各スピーカーが引き立つアンプを選択しました。
同じキッカーのアンプでしたが、モデルが違うことで別物の鳴り方をしていました。
結果はバッチリでキッカーのややピーキーなツイーターを安定して鳴らせるシステムが完成。
お客様も大満足でした。
オーディオの完成度は調整でかなり変わるので、非常に重要です。
当店はプロショップとして、調整＝チューニングをしっかり施行していきます。
