こんにちは。
今日は先日作業しましたN-BOXの紹介です。
N-BOXはオーナー様が大変気に入っていただいて、多くの箇所を防音処理しました。
今回はドアへの防音処理です。
まず前のドア2枚。
内張りを外します。
面積が大きいのですが、純正での対策はなくて更に鉄板も超軽量の薄い構造。
低燃費の為に極限まで軽量化していますが、それとは反比例して防音的なレベルは低下します。
なので好みに応じてデッドニングしていきます。
まず評判の悪い、安っぽいドアの閉まり具合に効果のあるアウターパネルデッドニング。
軽自動車でもドスンと閉まります。
そして防音層に吸音・防音処理。
今回は車重を考慮して、防音層のみの施工としました。
本来はオーディオ並みにデッドニングがオススメですが、女性には少々ドアが重くなってしまいます。
なのでアウターパネルと発泡層の防音処理です。
この構造も金額や、お客様のお車の使用状況など考慮してご提案いたします。
他の箇所でもロードノイズ対策は施してあるので、トータルで車の快適性を重視します。
後はリアゲート。
この箇所は優先順位は低いのですが、金額の負担が少なかったのでご提案しました。
リアゲートは少々デッドニング材が見えますね。
リアゲートは重くすると危険なので、軽量が基本になります。
少々振動対策にデッドニング。
そして防音処理。
ボディ側に貼ると、メンテナンスの時に剥がされてしまうので、内張りに施工します。
ピッタリ貼ります。
元電装屋としては、メンテナンス性も考慮しています。
ロードノイズ対策のデッドニングはまだ歴史が浅いので、工夫するコトを怠ってはいけません。
同じ材料・同じ金額でも、より良い内容をご提案できるように工夫していきます。
N-BOXはこれで大体の紹介を終わります。
小さな車ですが、多くの箇所を施工して、お客様にも大変喜んでいただきました。
本当にお客様に感謝です。ありがとうございました。
そしてN-BOXの最終の状態に乗り込むと、エンジンを掛けていない状態でドアを閉めると、もうすでに静かなコトが分かります。
たとえるなら、カラオケBOXの部屋のドアを閉めた時のような、オーディオの試聴ルームのドアを閉めた時のような、ドアを閉めた瞬間に騒音が遠のくコトが明快に分かります。
たぶん並みの乗用車より静かでしょう。
そして本来は今現在、大変多くの車をデッドニングしましたが紹介できていません。
また順次紹介していきますので、見に来てください。