こんにちは。
今日は先日作業しました、日産ステージアのデッドニングです。
今回のステージアはV6エンジンの静かな車なので、更にロードノイズを減らして快適を狙います。
まずはフロアのカーペットを外します。
参考にカーペット側。最近では使用されないフエルトが見られます。
今回のステージアは最近の低燃費時代の車ではないので、材料的にも重さがあるし構造も良い内容です。
さらに外します。
そしてお客様からひとつ注文をいただいたのですが、以前は2.5Lエンジンを乗っていて問題なかったそうですが、このV6の3500ccエンジンになってから車両中央付近の左ふくらはぎの辺りが暑いそうで、もし分かれば対策してくださいとのご要望でした。
そしてフロアを観察すると、ありました。
ふくらはぎ下が純正の制震材が溶けて、フエルトが張り付いていました。
その下をのぞくと、純正の触媒がフロアにめりこむ構造で斜熱板がありません。
なのでフロア自体が斜熱板となって熱くなっていたようです。
念のため助手席も確認。
やはり同じ。材料も溶けていますしフロアが盛り上がっているので分かると思います。
なので今回はロードノイズ対策と排気熱対策となりました。
その後分かったのですが、日産にはこの構造のお車が多いようですね。
まずはデッドニング。
フロア全体に制震材を張り込んでいきます。
そして防音と熱対策にヒートシールドラグを使用しました。
ここは少々材料の追加をいただいて対応いたしました。
助手席側も施工します。
この材料は斜熱・防音の効果がある材料です。
そして全体に防音発泡シートを施工します。
これではずはロードノイズ対策の基本もフロアデッドニング完成です。
今回ステージアは更に施工しているので、次回に紹介いたします。