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サウンドライジング BLOG

神奈川のカープロショップ「サウンドライジング」の日記です。 普段の作業風景など写真と一緒にUPしていきます。

ホームオーディオのスピーカー作成

こんにちは。

今日は先日、久々にホームオーディオのスピーカーを製作しましので、カーオーディオではないのですが紹介します。

当初は当店の長らく常連のお客様が、ホームオーディオのスピーカーを検討していまして、いろいろと雑談をしていたのですが、なかなか思ったサウンド・価格・サイズの商品が無いとのご相談でした。

私も市販品の構造は分かるのですが、コンパクトで高品質なスピーカーは少ないような気がします。もしくは超高い商品です。

特に内部はシークレットなので、部品の詳細もほぼ分かりません。

見えない部品やBOXの材料にも、こだわったスピーカーは少ないコトが現実です。

したがいまして長らくお客様の車をチューニングした経験から、当店でスピーカーを製作することになりました。

スピーカーの予算は20万円ほどで製作していきます。

まずスピーカー。

ツイーターは今回は一番重要視してチョイスしました。

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スキャンスピークのイルミネーターを使用します。

このスピーカーはバックチャンバー使用で、中帯域まで安定した周波数特性で鳴ります。

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そしてウーハーはコストパフォーマンスを優先して、ヴィファの14cmをチョイスしました。

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14cmのサイズはお客様の、部屋のサイズとアンプの性能から考慮してチョイスしました。

そして当店で作るからには、市販品より良い品質の箱を用意いたします。

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フィンランド産バーチ材を全体に使用したBOXとしました。

お客様のご要望のスモールBOXとして、低域のボリュームを狙ってバスレフ方式としました。

あまり低域の周波数は欲張らず、スキャンスピークの細かな再現性をメインに持って行きます。

そして組み付けです。

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スピーカーとパッシブネットワークを組みつけます。

コイルは大口径ホイルコイルで、フィルムコンデンサーもオーディオキャップなど高品質なチョイスとしました。

市販品は写真が無い場合は、ほぼこの部品のコストが低いですね。

更に内部配線にPCOCCーAを採用しました。

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国内生産品で当店でも残りわずかでした。

端子はバイアンプ対応端子で、将来的なグレードアップにも対応いたします。

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内部チューニングを試聴しながら施して完成です。

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しばらくエージングとレベル調整で鳴らしていました。

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調整していて、やはりスキャンスピークのサウンドの透明感と立体的な描写は素晴らしいサウンドです。

本来はこの価格であれば、ディナウディオなど候補にありますが、20万円では納まらずグレードもあまり高い商品が買えません。

今回はツイーターと箱に重点を置いて、お客様の好みを価格内で実現するスピーカーを製作しました。

カーオーディオは通常、お客様の好みに合わせて仕上げていくので当店ではいつも通りな仕事でした。

ただ忙しい時期の製作だったこともありまして、3ヶ月ほど納期にかかってしまいました。

このスピーカーは設計から部品のチョイスまで、すべてオーダーなので時間が掛かります。

しかし忙しいなかでも、ホームオーディオを作っているとオーディオの基礎的なことを思いながら新鮮な気分で仕事ができます。

本当にいつも信頼してお仕事いただけて感謝です。ありがとうございました。