こんにちは。
今日は先日作業しましたアクセラの紹介です。
今回アクセラはロードノイズの低減対策で、防音デッドニングを施工しました。
前回までのブログで、フロア・ルーフ・タイヤハウス・ドアなどボディ全体をほとんど施工しました。
そして今回の紹介はラストのボンネットでエンジン音の低減を狙います。
では作業スタート。
まず純正のインシュレーターを外します。
純正のインシュレーターは吸音材でもあります。
裏側から見ると分かりますが、再生材のフェルトで出来ています。
性能は断熱と吸音材の効果となります。
そして当店ではボンネット側を防音構造とします。
では作業スタート。
まずは制振材を施工していきます。
制振材はブチルとアルミの複合材で、国内サプライヤーさんに作っていただいている、硬質特性の制振材となります。
平面への施工には固く仕上がり、更に温度特性も良好なのでボンネット施工に適しています。
さらに遮音材を施工します。
クリップ位置を除く鉄板の薄い箇所に施工します。
そして純正のインシューレーターが吸音材なので、制振・遮音・吸音の構造の完成です。
そして今回はアンダーカバーも施工します。
マツダ車はこの車格でもフルカバー構造なのです。素晴らしい。
たぶんスカイアクティブの一環で、Cd値・空気抵抗の低減が目的ではないでしょうか?
そして当店では高級車の構造を見習って、アンンダーカバーも遮音構造とします。
まずは適度に制振材を施工します。
そして遮音材をなるべく全面施工とします。
これで完成です。
この構造は高級なセダンに施工してある内容で、エンジンからの音を拡散させないことで室内も静かにするようです。
これでアクセラは全部完成です。
お客様が遠方よりご来店いただきまして、気持ちよく全部施工してくださいとの依頼だったので、できる限りの防音施工をいたしました。
本当にありがとうございました。
今回の施工で施工期間は5日間ほど、お預かりいたします。
今回のアクセラは当店の防音施工メニューを、ほぼ全部施工しましたので施工予定の参考にしてみてください。