こんにちは。
今日は先日作業しましたプリウスの紹介です。
今回のお客様は、若いお客様で初めてのカーオーディオをノリよく楽しみたいとの要望です。
そしてご予算や聞かれる音楽の傾向で選んだスピーカーがコチラ。
DLSのRC6.2です。
DLSはスウェーデンのメーカーで、アンプも含めた総合オーディオメーカーですが、上級機種にモレルのOEMスピーカーを採用していた関係から、昔のモレルのスウィート&ウォームなサウンドの名残があります。
そしてお客様は低音とヴォーカルの厚みが良いサウンドを希望だったので、この機種になりました。価格は6万円と中級機種の価格帯ですが、なかなか良い構造をしております。
まずはウーハーです。
なんと言っても、この超大型マグネットの迫力たるや・・いつも取り付けどうしよう?なんて思いますが、低音からヴォーカル帯域までエネルギッシュ&パワフルなサウンドです。
そして振動版はアルミ振動版なので、パワフルですが歪は少なくといった構造で、パワフルでクリアーな表現の狙いも垣間見えます。
さらにツイーター。
構造はシンプルなソフトドーム・ツイーターですが、この見た目の光沢感はモレル?ではないかと思わせます。
もともとモレルからOEM供給を受けていた経緯を考えると、もしかしたら?と思わせます。
そしてサウンドもヴォーカル帯域が良く、みょーに艶やかなヴォーカルが絶妙です。
そんなパワフルなスピーカーには、アンプも取り付けました。
アンプはカロのGM-D7400です。
価格は手軽ですが、カロらしいクリアな表現のアンプです。
そしてこの価格にしては高出力なので、今回はサブウーハーもこのアンプで鳴らします。
まずはインナーバッフから作成していきます。
フィンランド産バーチ材を専用に切り出していきます。
そしてドアをデッドニングして、スピーカーを取り付け増す。
固定はしっかり、ボルト・ナットにて固定していきます。
ツイーターは純正の位置から、音のクオリティを重視して付属のブラケットで取り付けました。
更にサブウーハーを取り付けます。
サブウーハーはイギリスのメーカー、VIBE(ヴァイブ)の小型サブウーハーBOX・CVENV6S-V4を取り付けました。
このウーハーは最近増えている6.5インチサブウーハーです。
グラウンドゼロでも同等の商品がありますが、6.5インチの口径で10インチ相当の音圧がでるサブウーハーです。
この商品の特徴は6.5インチの小型なサイズも魅力ですが、小口径のスピードの速さも当店では推奨いたします。
また必要とするワット数も、大型なサブウーハーよりも少ないので、今回のように4chアンプでも、良くなるのでオススメです。
今回のシステムはフロントスピーカーをメインにして、小型なアンプとサブウーハーで低音も含めてノリ良く鳴らすシステムです。
またDLSのクオリティーも高いので、ヴォーカルも綺麗なサウンドを楽しめます。
低燃費なプリウスに、小型でパワフルかつ省電力なシステムでした。