こんにちは。
今日は先日作業しましたマツダ2の紹介です。
今日は当店のブログ更新が遅く、話題の新車も多く施工しているのですが紹介が遅れてしまっているので数台分は最近の施工を紹介しています。
今回はマツダ2の防音デッドニング&オーディオです。
2019年にデミオがマツダ2にモデルチェンジしまして、外見はともかくプラットホームなど一新されました。またメーカーさんも静粛性能の向上を図っていて従来よりも大幅に静かになったそうです。
オーナー様は前車でオーディオと防音施工を購入いただいておりまして、オーディオは購入時から決まっていたのですが、防音施工は思いのほか静かで迷っていたのですが、打ち合わせ中にトランクなどのボディパネルをチェックしていて、鉄板が薄い状態を確認したところ、施工しましょう!と快い注文をいただきまして施工となりました。
従いまして今回の防音施工は、「騒音がうるさくて施工」ではなく「より快適な車内空間を目指しての施工」となります。前車の当店の施工が快適だったので同様にしたいとのご要望でした。
では作業スタート。
内装・シートなどを外していきます。
初見では以前のデミオとボディパネルの厚み・純正制振材の状態などは以前と変わらない印象。
メーカーさんの発表している内容を拝見すると、フレーム間の接合部などの振動低減やブッシュなどで振動を低減する手法で、技術的には直接入力を低減させています。
当店の施工箇所ボディパネルの部分は従来に近しい内容なので施工は効果的です。
それでは施工していきます。
まずは1層目の制振材を施工します。
Drアルテックスの制振材を全面施工とします。この施工は全て標準施工です。
制振材は振動低減はモチロンですが、250hz以下の騒音低減材でもあります。
フロアはつま先付近から、できる限り施工していきます。
ラゲッジも全面施工とします。
リアタイヤハウスも大きく施工します。
この施工で車内空間にあるリアタイヤの施工音が低減するのでタイヤの騒音も低減します。
制振材を施工したら次は2層目の遮音材を施工します。
遮音材は単層構造のゴム系独立発泡材を全面施工。
ゴム系は振動吸収性能も向上した遮音材です。
遮音材は250hz以上の中高域の騒音を低減します。
また断熱性能もあるのでエアコンの効率もアップします。
つま先付近から全体的に施工していきます。
ラゲッジ付近も全面施工です。
当店では遮音材の厚みを1mm単位で厚みを変化させながら施工するので、室内の様々なクリアランスに対して適切に施工しています。
ゴム系遮音材は全部で4種類の厚みがあります。
リアタアイヤハウスも全面施工。
これでフロア~ラゲッジ・リアタイヤハウスの2重防音デッドニング施工の完成です。
この施工は当店では標準の施工ですので追加料金の無い施工となります。
2020年現在は、フロア8万円税別・ラゲッジ・リアタイヤハウス5万円税別。
金額はお車のサイズ・施工面積で変化します。
次はルーフ・ドアの施工ですが次回に紹介します。