こんにちは。
今日は以前に作業しました、ロードスターの紹介です。
今回ロードスターはロードノイズ低減の防音デッドニングを施工しました。
まずはフロアから作業スタート。
まずはシート・内装を外していきます。
NDロードスターはフロアに排気が食い込んでいるような形状で、騒音が響きやすい構造です。
運転席の左足付近の突起が排気です。
フロアも薄いパネルなので防音２重デッドニング施工とします。
まず１層目に制振材を施工します。
制振材はブチル・アルミの制振材を全面的に施工します。
振動低減はモチロンですが低い周波数の騒音も低減します。
当店ではフロアはつま先ほどの位置から施工していきます。
運転席と排気付近もシッカリと施工。
次は標準２重施工の遮音材です。
ゴム系の単層構造独立発泡材を施工します。
遮音材は中高帯域の騒音を低減しながら、遮熱効果もあります。
またゴム系発泡材は弾力があり、振動吸収のダンパーとしても効果があります。
この材料は当店で特注していまして、厚みや弾力にこだわった材料です。
厚みは１ｍｍ単位で４種類あり、細かなクリアランスも貼り分けて内装を組み上げます。
これで標準の２重防音デッドニング完成です。
次はドアです。
ドアのアウターに制振材は無いので多重防音施工とします。
まず制振材を施工します。
次に２層目の遮音材を施工します。
ドアのパネルを戻して、インナー側も制振材を施工します。
インナー側に遮音材を全面施工です。
この遮音材で騒音低減はモチロンですが、断熱効果も高まります。
内装側に吸音材を全面施工で完成です。
今回はスペースもあったので、アウター・インナー２重施工・吸音材の多重防音施工です。
今回のロードスターはドア・フロアの施工で完成です。
ロードスターは当店でも比較的に施工の多い車両で、施工も慣れてきました。
それでは引き続き防音施工、ご検討宜しくお願い致します。
