こんにちは。
今日も新製品の紹介です。
このアンプはハーマンカードンの新商品です。
カーオーディオユーザーの皆さんには、まだ馴染みの少ないメーカーですが、あのJBLと同じグループでその親会社がハーマンです。オーディオ業界で世界でも屈指の大手メーカーです。
今回のモデルはヨーロッパ用のアンプだそうで、日本にも販売が決定しました。
モデルはCA280 出力は定格110Wx2ch 価格は¥52500です。
そして、早速ヒアリング。比較したアンプはARCです。
ぱっと聞いた印象は厚みのある音。比較したARCよりもボーカル帯域は厚みがあって目立ちます。高域はレンジが無い訳ではありませんが、おとなしい印象。キツイ金属的な響きも優しく響きます。低域も厚みがあってどっしりした印象。
スピーカーはカロッツェリアのRS10系と相性が良かった。やや薄くてキツメなサウンドに適度に厚みと優しさを持たせます。
サウンドは言われればヨーロッパサウンドですね。厚みがあって高域でキツさを出さない仕上げ。マクロムのアンプに少々音が似てる気がします。でもステッグとは違う気がします。
端子などは価格以上にしっかり作られています。この端子は振動の多い車用としては有効ですね。
感想は価格を踏まえれば、この価格にしては音の厚みが凄くあります。もう少し上のランクのアンプが鳴っているようでした。
また内部の写真を見ればそれも納得。この価格では相当イイ部品が多く使われています。ここもメーカーが価格設定をがんばったおかげでしょう。
昨日聞いたJBLの方がニュートラルなサウンドでしたが、こちらはボーカルが得意な様です。2台とも価格設定をメーカーが努力した結果コストパフォーマンスの高い商品になっています。
入門機と言うよりは、ミドルクラスの実力アンプです。アンプの能力としては十分な性能があるので、コストパフォーマンスを追求したシステムにオススメです。
最近は本当にこの価格帯あたり4~8万ぐらいのアンプ・スピーカーの性能が非常に高いです。この価格帯の商品でシステムのバランスを追求すれば、相当完成度の高いオーディオシステムが出来ます。
当店はコストパフォーマンスを意識したシステム作りは得意なので、この新製品は役に立ちそうです。
さーて明日から、少しお休みをいただきます。ドライブに丁度イイ季節なのでお出かけしてきます。