こんにちは。
今日は先週ディナウディオのデモカーがやってきました。
MESでも大人気のハリアーです。
MESでは当店のお客様も、あまりの行列に試聴を断念したそうです。私も興味あったのですが試聴できず。でも今回デモカーがやってきたので念願の試聴となりました。
まずシステムはデッキはカロのP1にXのプロセッサー。そしてアンプはラックスマンの6chアンプをスピーカーに接続。スピーカーは全てエソターでツイーター・MIDウーハー・ウーハーです。
このスピーカーを俗にデジタル制御しています。
さすがデモカー。綺麗な仕上がりです。
ピラーにツイーター。ドア上部にMIDウーハー。
そしてドア純正位置にアウターでウーハー。
3wayではお手本の様な位置にインストール。
全ての車でこのぐらい理想的な位置にインストールできればいいんですが。ハリアーはオーディオに最も向いている車の一台だと思います。広々していてイイですね~。
そしてヒアリング。
まず聞いて思うことがクリアーなサウンドです。
世間で言われているような中帯域が分厚い音ではありません。高域からのエネルギッシュな音から始まり中帯域は線は太く無いものの耳辺りの良い音で低域は歯切れの良い低音が響きます。
全ての帯域にクリアーという表現がまず先行して繊細で耳辺りの良いサウンドです。
音の作りは非常にニュートラルで正統派で本格的なサウンド。当店でもディナウディオはしっかりチューニングしていくとニュートラルな音になります。3wayをしっかり帯域分割しているので変に一つの帯域ばかりアクセントがついていないですね。さすがメーカーデモカーです。
よく3wayは音が分厚いって聞かれますが、そんなに分厚さを演出はしません。各帯域を2wayより細かく鳴らし分けするのですが、基本は各帯域で1つ(1ペア)のスピーカーになります。
なので分厚い音や音の量感を求めるには別のアプローチがいいかもしれません。
3wayのメリットは一つのスピーカーの再生帯域をより得意な部分に担当させて負担を減らして音質を向上させる事と、より各帯域に特化したスピーカーに細分化させることで音質向上を狙います。なので今回のデモカーも非常に繊細で音の数が多いサウンドでした。
音の量感や分厚さは先日当店でインストールしたMIDウーハーをダブルにすることなどで稼げます。オーディオシステムには色々なアプローチがあるので悩みますが、うれしい悩みですね。
ディナウディオも魅力的ですが悩ましいスピーカーを作ったものです。10cmスピーカーは取り付けは困難ですが、聞いてしまうと欲しくなりますね。ああ欲しいなぁ~。