こんにちは。
今日は先日ブログで紹介して反響の多かったフォーカル・ＰＳ１６５と１６５Ｖ３０の比較です。
まずウーハー。
振動板は同じクラスのポリグラス振動板ですね。ＰＳはフェイズプラグが採用されています。
振動板口径は同じですが、フェイズプラグでチューニングされています。
見た目もアルミフレームを生かしてフォーカルの刻印があっておしゃれです。
そして裏側。
ＰＳはＶ３０より下位モデルになるのですが、マグネットもしっかりしているしフレームもアルミで出来ていて低価格ながら充実したスピーカーです。
厚みはＰＳの方がやや薄く取り付けやすいですね。
かたやＶ３０の魅力は上級器のＫＲＸのフレームを採用していて価格を超えた優秀なスピーカーです。
当店でも初めて見たときにこの価格帯ではありえない程の出来にびっくりしました。
また好評の１６５Ｖ３０は世界各国で賞賛されて、販売続行が決定しました。
当店でも大人気だったので一安心です。
そしてツイーター。
ツイーターも完全にリニューアルされています。
どちらが優秀とは一概に言えませんが、持った感じでは前モデルの方が重くてコスト掛かった感じがします。どちらもフォーカル独自のインバーテッドドームでフォーカルサウンドを作り出します。
私の感想ではフォーカルサウンドはツイーターの音色によるところが大きいような気がします。
ネットワーク。
ＰＳはバイアンプを視野に入れたセパレートタイプです。
しかし内容はＶ３０の方が断然良いですね。ここはコスト優先な内容でしょう。
ＰＳのネットワークを向上させたら、もっと良さそうですが。問題はコストですね。
色々写真で紹介しましたが、最後は音。
ＰＳはＶ３０より細身ですが高域に伸びた印象。低音もシャープでスピードもなかなか。
かたやＶ３０はＰＳよりも全体に厚みがあってパワフルです。この辺りはウーハーの内容が良いからか？と思ってしまいます。
そしてどちらのモデルにも言えますが、よくフォーカルは低音が出なくてと言われますが、まったくそのようなことはありません。
低音を大きく鳴らすタイプではありませんが、しっかりと低音は出ます。
まだ非常に昔のフォーカルのイメージがあるようですが、最近のフォーカルは早いサイクルでモデルチェンジをして数年前では比較できないぐらい性能が向上しています。
今回のＰＳ１６５も驚きのコストパフォーマンスのスピーカーなので、ぜひデモカーにて試聴してください。
