こんにちは。
今日は先日作業しました、マークXです。
今回マークXは、静かな室内空間になるべくルーフデッドニングを施工しました。
車におけるデッドニング作業は、メカニックでもなく板金屋さんでもなく、一番適している業種は電装屋さんや、オーディオプロショップでしょう。
オーディオ屋さんは普段からデッドニングの材料を使用しているので、貼り方などノウハウが多いのです。
そして今回、ルーフデッドニングの施工になった経緯は当店のオススメです。
当店では走行中の騒音は、路面からくるロードノイズと、ボディに当たる風切り音、そしてエンジンからくる騒音を総合して「うるさいな」と感じているようです。
なので、お客様の車の状態(純正のデッドニング性能)や、主に走行する行動パターンを予想して作業を提案します。
今回はお客様が高速道路走行が多いので、風切り音の低下を狙いました。
またマークXはもともとV6エンジンで振動も少ないので、純正のデッドニングがほぼ施されていない個所に施工することで、費用対効果を考慮して決定です。
まずはルーフをばらします。
内装を外すと、おやっ?
純正のデッドニング材が、運転席と助手席の頭の上に施工してありますが、熱?でプカプカ浮いてきています。これでは効果はもうないでしょう。
しかし昨今のコスト重視の時代でも、デッドニング材を施工しているので確実に効果はありそうです。
それを綺麗に剥がして、
ロードノイズ系のデッドニングには、専用のSTPを使用します。
ちょっと多めではありますが、効果は高いでしょう。
まず鉄板の振動を防止して、ゴム系の材料で音を遮断します。
そして発砲素材で全面を吸音&断熱します。
これで完成。
後日にお客様から連絡がありまして、高速道路でとばすと、非常に静かで、更に雨の日にはもっと効果が高いそうです。
そしてロードノイズに対しての作業でしたが、思いもよらずエアコンの聞き具合が良いそうです。
電装や的に考えると、エアコンが利く事はコンプレッサーの稼動が少なくなって、燃費向上に役立ちそうです。
ハイブリット車などには効果が大きそうです。