こんにちは。
今日はホンダ・フィット3にロードノイズ対策の作業をしました。
去年は本当に多くのお車をデッドニングいたしました。
私が思う以上にロードノイズを低減したいお客様は多いですね。
今回もお車は非常に気に入っているが、ロードノイズがうるさいとの内容になります。
まずはご予算から計算しましてウィークポイントに施工しました。
まずはフロントフロアデッドニング。
メーカーさんも少々フロアに材料を付けてありますが、残念なことに軽量材料なんですよね。
軽量な材料は制震性能は低いコトが現状です。
そして当店では
高比重デッドニング材料を全面施工します。
メーカーさんはコストと重量面で使用できない材料です。
その分効果はしっかりでます。
そして2層目に独立発泡シートを施工します。
この層が吸音と遮音になります。
この標準2層構造以上にならないと、しっかりとした効果が実感できないでしょう。
理想は3層目に吸音層ですがコストとスペースが必要なのでお車によっては施工可能です。
そして今回はあえてリアタイヤハウスを施工しました。
作業の利益や作業性で考えればフロア全面なのですが、フィットはリアのタイヤハウスが非常に貧弱でした。
リアタイヤの裏側から、タイヤフェンダーを外から少々叩いてみるとスグに分かると思います。
鉄板が薄いのです。
なので今回は優先順位を上げて、10万円程度とのご依頼だったのでリアとしました。
まずは制震シート。全面を覆うように張ります。
そして遮音シート。
タイヤハウスを覆うように全面に施工します。
これが1BOX系のリアタイヤハウスが室内のある車両には効果的です。
メーカーさんもこの内容は分かっているようで、内装にはこの車格にしては多目の吸音材があります。
リアタイヤ付近の内装パネル。
しかし吸音材だけではノイズ低減は難しく、まずは遮音をしっかり施した上で残りを吸音するイメージが理想です。
しかしメーカーさんもコスト・重量・スペースを考慮して決定していて決定いますが、現実はコストが優先されがちですね。
そして今回は完成です。
そしてお客様よりスグにご連絡いただきまして、奥様が大変気に入っていただいたようで追加のデッドニングもご依頼いただきました。
ありがとうございます。
また追加作業の様子も順次紹介していきます。