こんにちは。
先日はお店を休んでハイブリットオーディオテクノロジーのセミナーに行ってきました。
セミナーにはハイブリットオーディオの社長スコット・ブワルダが来日。
目的はもちろん商品のプロモーションではありますが、この方は海外の音質オーディオコンテストの勝率とサウンドコンテストの歴代最高得点も持ってる、有名な社長だそうです。
私は普段はあまりコンテストを目指したりはしないのですが、ある分野を極めた方のお話は聞いてみたいので参加してきました。
まず英語のビデオ上映がありまして、こちらは英語が分からず理解はできなかったのですが、社長本人のセミナーが始まると、非常に技術的な話になってきました。
内容は非常に複雑な機器での測定を前提とした、データーや測定値を元にDSPで制御する内容で、パイオニアが提唱するタイムアライメントの発展型といった内容で、興味深い内容でした。
あまりに技術的で翻訳がうまくいかず少々不完全燃焼でしたが、世界で一番になるためにはココまでやるのかと思う内容です。
もちろん全てのお客様が世界に挑戦はしないのですが、その技術を理解して普段の仕事にフィードバックできれば素晴らしいなぁ~と思って聞いておりました。
自動車も普通はF1には乗りませんが、F1に挑戦していたころのホンダは素晴らしい車を作っていたと思います。
スバルなどもレースで培った技術を市販車にしっかりフィードバックできているので、スバルらしい車が出来るのだと思います。
そんなコトを考えながら、有意義なセミナーでありました。
また途中で現在設計中のアンプも見せていただきまして、アンプ大好きな私は非常に気になり社長に色々聞いてみたかったのですが、英語ができずまったく通じません。
しかしこのアンプはジェネシスを設計したエンジニアが担当して、音質重視のデュアル・モノ構造でゲイン以外の調整機能は一切ないアンプだそうです。
そしてこちらがスピーカー。
上級機はコンテストに勝つ内容を意識した、基本音質重視のハイエンドメーカーです。
そして社長の熱意を見て、今後成長を予感させるメーカーでもあります。
今後も日本でセミナーを開催するようなので、また参加して当店のお客様にフィードバックできるようにがんばります。
もちろんハイブリットオーディオテクノロジー(HAT)もお問い合わせ下さい。