こんにちは。
今日は先日にロードノイズ対策をいたしました80系ノアの紹介です。
前回までにフロア・天井・リアタイヤハウスと施工したので、今回はつづきでフロントのドアを防音デッドニングいたしました。
フロントドアの防音デッドニングは、オーディオのデッドニングとは目的が違いますので、手法も少々ことなります。
まず目的が違います。
オーディオのデッドニングはスピーカーの音質面の為に、スピーカーから来る振動を制御します。
防音デッドニングは、車外から進入する騒音を遮音・防音とします。
作業を見る限り似ている作業ですが、目的が異なるので少々材料や工程が異なります。
なので今回は防音デッドニングを施しました。
まず内装を外していきます。
アウター・外は薄い鉄板です。
したがいましてアウター少々とサービスホールを埋めるデッドニングを施します。
ここまではオーディオでもほぼ一緒です。
そして遮音する為に、独立発泡シートを施工します。
この材料は重量も少ないので、全面に施工します。
さらに状態にもよりますが、内張り・ドアトリムに吸音施工を施します。
ノアには吸音材が無いので、まずは少々振動対策に制震材を施工します。
そして吸音材です。
低反発発泡シートを施工します。
本来は純正の吸音材があれば、少々追加ですが純正が無ければ当店で吸音施工します。
これで完成。
運転性・助手席のドアは、運転席に近いので外部からの騒音進入が低減するので停止時でも静かになります。
そして高速道路では、ドアの下のほうから侵入するロードノイズが大きく低減する傾向が多いです。
今回ノアは運転席重視とウィークポイントの改善をして、コストパフォーマンスの高い内容を目指しました。
またロードノイズはタイヤから直線的に音が進入するというイメージよりも、全体から音は進入しているので、ピンポイントだけではロードノイズも低減が難しくなります。
ルーフも含めて全体的に処理することをオススメいたします。