こんにちは。
今日は先日作業しましたマツダRX-8の紹介です。
今回RX-8はロードノイズ対策の施工になります。
作業内容はフロア全面防音デッドニングですが、ひとつ追加でRX-8は運転席の左足ふくらはぎ付近が熱くなるので斜熱・断熱対策も同時に施工いたします。
では作業スタート。
まずは内装・シートを外していきます。
こちらは助手席。
そして運転席。
少々違いがあるのですが、運転席の左足ふくらはぎ付近に突起した部分がありまして、この下に触媒が埋め込まれるようにあるので左足のふくらはぎ付近が熱いそうです。
当店では他にもZ34なども施工例があるので、同様の対策施工が可能です。
まずは制震材の施工からスタート。
フロア全体にロシア製制震シートSTPを施工していきます。
運転席も施工します。
RX-8はシフトの下の位置に制震材がなく、トタンのような状態でウィークポイントになっています。
そして基本の制震材施工が終わりましたら、次は2層目の施工です。
単独発泡シートを施工します。
この材料は重量も少なく、遮音性能が高いので全面施工とします。
そして運転席は先ほどの触媒位置に、斜熱用に断熱アルミガラスクロスとの複合材を部分的に施工します。
防音的には性能は同等ですが、更に断熱性能に特化した材料です。
そして当店のフロア施工はリアシート下まで施工いたしました。
これで基本的な2重構造は完成です。
そして今回は追加で防音シートを追加しました。
このシートはゴムのシートと吸音素材の複合材で、主にゴムの遮断性能の追加が目的です。
ゴムは発泡層を持たないと、ほぼ吸音しないのですが遮断性能には優れます。
このように複数の材料を使用して制震や吸音、遮断などの効果を複数の材料にて、薄い構造で達成することが目的です。
あまり厚い材料では純正の内装が復元できなかったりと、仕上がりが悪くなります。
このように当店では仕上がりや、細かな効果なども追求して快適な車内に仕上げます。