こんにちは。
今日は先日取り付けたスピーカーを紹介します。
当店のお客様には何人か「最上さんファン」がいらっしゃいます。
最上さんは元第一フェーズのエンジニアさんで当業界では有名なエンジニアさんです。
そんな最上さんファンのお客様から、以前の第一フェーズのフルレンジスピーカーをグレードアップ依頼がありまして、今回は後継ブランドのアレストからMLS-165を取り付けました。
見た目は地味ですが今回からツイーターが追加になり、更に口径も165mmと大きくなりました。
またオフレコ?で最上さんにお伺いしたトコロ、ドイツ製の良いペーパーコーンが入手できたので使用したとの内容。
いつも通り商売よりも性能重視な姿勢で、本来はぜひ公表したほうがイイのですが、最上さんのポリシーで優れた商品は時間がかかっても着実にお客様の評価が得られるコトが大事。なようなお話をされていました。
なので今回の商品もネットでも見つけにくいですし、詳細を発表していません。
ですが当店の最上さんファンは、最上さんの職人気質な仕事ぶりを知っているので使ってみて楽しんでいらっしゃいます。
そして取り付けです。
今回はスピーカー4個交換です。
まずサイズが大きく変わったので、バッフルを4個作成します。
もちろんフィンランド産ホワイトバーチ材で専用に作ります。
そして今回の車は、ホンダ・N-ONEなので車両の加工が必要です。
純正のスピーカーが異型なので、少々加工します。
純正のスピーカーを復元できる範囲で加工します。
そしてしっかりボルト・ナットで取り付けます。
これで完成です。
アンプ側は第一フェーズのフェーズ5・1を使用しているので、完全にモガミ仕様となります。
お客様は大好きな音楽を大音量で楽しんでいらっしゃいます。
そしていつも思うのですが、古くなっても良いものは良いのだな~と。
流行っているうちは良し悪し評価が難しいですが、時間がたつとアノ商品はどうだったか?とハッキリしてきます。
当店でも何年たっても当店で仕上げたオーディオシステムが良かったな~、と思える仕事を目指していきたいものです。