こんにちは。
今日は以前作業しました、アルファードHVの紹介です。
今回のアルファードHVは、法人様所有のお車でお客様の送迎にも使用するそうです。
そして車両がリアシートがビジネスクラスのシートのようなグレードで、見るからに高級そうな車両です。
そんなVIPなアルファードであれば十分静かと思いますが、お客様いわく高級セダンの方が静かなのですが、アルファードの方が広くて便利なので、更にアルファードが静かになれば理想的とのオーダーです。
そういえば最近はニュースで政治家などVIPの送迎もミニバンを使用しているコトが多いと感じます。最近はミニバンをVIPな送迎車に使用するんだな~なんて思っていました。
今回の作業内容はお客様にはできるだけ静かになる施工、とのご依頼で車両を全体的に施工しました。
それではまずフロアの施工から紹介いたします。
まず内装とシートを外していきます。
この時点で作業が大変です。
この車両は部品点数が多く、シートも重いので大変です。
そしてフロアを清掃して観察です。
内装を外してしまえば、構造は同じですね。
HVなので、運転席下にHVバッテリーシステムがあります。
そしてまずは1層目の素材に、STPの制振材を施工します。
光ってよく見えませんが
全面的に施工していきます。
ブチルとアルミの複合材です
ミニバンは全般にフロア中央部が貧弱なので、フロア全面への施工を推奨します。
運転席下も施工します。
そして2層目の遮音材を施工します。
独立発泡材を全面施工とします。
ミニバンのスライドレール付近は、厚みを1mm単位で材料を変化させながら施工していきます。
ここで厚みが大きすぎる材料や、凹凸に追従する材料を使用しないと最後のカーペットが復元できなくなります。
フロント付近も全面的に施工していきます。
これでまずはフロアへの2重施工が完成です。
ミニバンはフロアの面積が多くてスライドシート付近は大変ですが、施工面積も多いので高い効果が得られてオススメの施工箇所になります。
アルファードHVは、まだまだつづきます。