こんにちは。
今日は先日作業しましたアウディＡ３の紹介です。
今回アウディＡ３はロードノイズ低減対策で防音デッドニングを施工しました。
前回のブログではルーフへの施工を紹介しましたが、今回はフロアとフロントタイヤハウスへの施工です。
では作業スタート。
まずはインナーライナーから施工していきます。
外して見ると遮音材などは無かったのでしっかり施工していきます。
まずは制振材を施工します。
施工量はこの場合軽量に、かつ適度に施工します。
次は遮音材です。
単層構造の独立発泡材を施工します。
基本はこの材料での遮音がメインとなります。
次にスペースをチェックしながら吸音材を施工していきます。
このスペースは車種ごとに違いはありますが、なるべく多く吸音するように施工します。
これでインナーライナーは終わりです。
次はフェンダー内部です。
この位置が室内と同じパネルなので、できる限り遮音していきます。
まずは制振材を施工します。
このＳＴＰのブチル・アルミ制振材ですが、ここでの効果は主に遮音となります。
比重の高いブチルゴムでタイヤから発生する低周波のノイズを低減します。
またこの位置は室内側は機器などあって、思うように施工できない場合が多いですが、タイヤ側からであれば施工できる場合も多いです。
次は遮音材です。
独立発泡材を施工して、遮音材より高い周波数のノイズを低減します。
そしてスペースを見ながら吸音施工とします。
これで完成です。
次はフェンダーパネル内です。
フェンダーパネルは制振材を施工してから吸音施工の２重施工となります。
これで当店のフロントタイヤハウス防音施工は完成です。
次はフロア防音デッドニング施工です。
純正も少々制振してありますが防音施工とします。
当店のフロアデッドニングはリアシート下までを施工します。
まずは制振材を施工します。
ロシア製のＳＴＰ制振材を施工します。
次に遮音材を施工していきます。
独立発泡材を施工して標準の２重施工とします。
これで完成です。
今回アウディＡ３はセダンだったので、フロア・ルーフ・フロントタイヤハウスを施工しました。
これがハッチバックであれば、フロントタイヤハウスとラゲッジ・リアタイヤハウスの施工で悩むのですが、今回はお客様のご要望も加味して決定しました。
最近は欧州車の施工が増えてきています。
欧州車のロードノイズ低減対策も、ぜひ当店をご検討ください。
