こんにちは。
今日は以前に作業しましたセレナの紹介です。
前回のブログでフロアなどボディ下部パネルの施工を紹介しました。
今回はルーフ・ドアなどの紹介です。
まずはルーフの施工からスタート。
ヘッドライニングを外していきます。
ルーフパネルには制振材などは無いので対策していきます。
まずは制振材を施工します。
ルーフの制振材は温度特性に優れた硬質特性制振材を施工します。
夏は熱くなるので高温時にも性能が安定する特注品です。
これで騒音低減はモチロン、不快な雨音も大幅に低減します。
2層目には遮音材を施工します。
遮音材は断熱アルミガラスクロスと独立発泡材の複合材を全面施工します。
騒音低減と断熱効果でエアコンの効率もアップします。
そして純正の吸音材が無かったのでスペースに追加しました。
次はドアの施工です。
まずはアウター側に制振材を施工します。
2層目に独立発泡材の遮音材を施工。
インナー側も制振材を施工します。
更に遮音材を施工。これでアウター・インナーを2重施工です。
ドアトリムに吸音材を施工して、フロントドアは完成。
全5層の多重防音施工の完成です。
この多重施工はドアのクリアランスがある車両には状態を見て、若干の追加をいただいて施工しています。
次はリアドア。
スライドドアは施工スペースが少ないので、フロントドアとは異なる施工となります。
まずアウターに制振材を施工。
次に遮音材を施工します。
そしてセレナはドアノブ付近のワイヤーなどが干渉するので、インナー側は工夫して施工します。
パネルではなくドアトリム・内装に施工しました。
まずは遮音材を施工。
次に吸音材を施工しました。
これで多重施工。スライドドアは材料の厚みを調節して多重構造としました。
当店ではmm単位で複数の遮音材や吸音材があるので、スペースに合わせて使い分けます。
次はバックドア。
アウター側に制振材を施工します。
2層目の遮音材を施工。
内装側に吸音材を施工して完成です。
今回は出来る限りの施工との、ご依頼ですので内装類を吸音施工していきます。
Cピラーに吸音材施工。
同じくピラーに施工。
Aピラーは純正の吸音材もありますが、更に施工。
追加吸音施工。
他にもイロイロと吸音して完成です。
フロントタイヤハウスなどは残りましたが、室内側は出来る限りの施工となりました。
お客様も吸音やドアの多重施工など、当店が出来る限りの施工を指示をいただきましたので、細かくチェックしながら全部施工しました。ありがとうございます。
セレナは当店でも施工の多い車両で得意とする車種。
更にミニバンは防音効果が発揮されやすく好評なのでオススメです。
それでは防音デッドニング施工、引き続きご検討宜しくお願い致します。