こんにちは。
今日はデミオにインストールするスピーカー、JBL C608GTiの紹介です。
このGTiモデルはJBLのハイグレードラインナップでC608は実に約10年も販売されている信頼のあるモデルです。
現在はC660が発売されて最上級ではありませんが、現在でもコストパフォーマンスは非常に高いことに変わりはありません。
写真は1インチのピュアチタンツイーターとMIDウーハーです。
JBLと言えば、やはり本業はウーハー屋さんで、ホームオーディオのOEMやシステムでも一流です。
今回のGTiシリーズはホームのエベレストのウーハーを設計したジェリー・モローというエンジニアが設計しています。JBL商品でもGTiシリーズは特別です。
そのウーハーの裏はこんなカンジです。
大口径ボイスコイル、アルミキャストフレームで、振動版と同じ程のマグネットがあって非常に重いです。
ユニットマニアとしては持っているだけでニヤけてしまいますね。
もちろん性能もJBLの特許を多く使用していてワイドレンジ・低歪を実現しています。
そして気になる表の突起物はフェイズプラグで音をコントロールしています。
ネットワークはコチラ。
5インチ・6インチ共通のネットワークですが、JBLはスピーカーの特性をコントロールして同じ周波数あたりで動作するようになってるようです。この辺はエンジニアがいるメーカーは有利ですね。
パーツは高耐圧フィルムコンデンサーやメタルクラッドが印象的でこの価格帯の商品にしては良い出来です。カタログではメタルクラッドは無いのでランニングチェンジをしてるようです。
個人的には保護回路のバリスターは音質にはマイナスなので取ってしまいたいですね。
長くなりすぎたのでヒアリングは完成したら載せます。