こんにちは。
今日は先日、いや去年に作業しましたボルボv40の紹介です。
実は作業は1年ほど前なのですが、外車のデッドニングは作業時間とトラブルのリスクの観点から、あまり紹介していなかったのですが、最近多くの輸入車を施工しましてお客様から大変好評をいただいていまして紹介することにいたしました。
なので去年作業から順次紹介していきます。
当初ボルボは非常に静かなお車のイメージだったので、当店でも騒音の目減りが少ないのではと思いましたが、お客様の快い判断で作業となりました。
まず国産同様に内装を外していきます。
しかしやはり欧州車は内装と純正の防音材料が良い材料を使用しているので、外す作業も国産車の1.5倍程度の時間が掛かります。
そして当店の定義ではフロアーはリアシート下までになります。
お車の状態は純正の防音材は良い材料ですが、フロアの鉄板などはそこまで分厚い、強固というわけではありません。
国産の同車格のお車と同等なイメージです。
国際的にも低燃費の概念はあるので、この内容で妥当な内容でしょう。
そして普段通りにまずは、ロシア製のブチル系制震材を施工します。
大きく全体的に施工します。
そしてリアシート下もしっかり施工します。
そして当店の標準2層施工の2層目は独立発泡シートで、遮音・吸音として防音性を高めます。
このシート材の方が、重量も気にしないで全面的に施工していきます。
リアシート下までしっかりと施工します。
ほとんどの欧州車は、防音材料に床の鉄板の形状に加工された材料で防音しているので、この2重の構造を薄く仕上げないと内装が上手く復元できません。
このあたりは多くの国産車とは、大きく異なります。
そしてお客様にはスペースがあれば、材料の追加はOKをいただいていましたので、リアシート下には遮断材を仕込みました。
このシートも遮音のみに特化した材料ですが薄いので施工しました。
また内装を復元する際には、スペースを見つけては細かく吸音施工としました。
シフトレバー下のスペースに、シンサレートを仕込みます。
またダッシュボード付近も少々仕込みました。
この作業は材料を購入いただければ、施工時は工賃無料で施工しております。
そしてボルボはまだまだ続きます。