こんにちは。
今日は先日作業いたしました、ボルボV40の防音デッドニングの作業です。
先日はフロアの作業を紹介しましたので、今回はリアのラゲッジスペースとタイヤハウスです。
まず内装のパネルを全部外していきます。
タイヤハウス付近まで全て外します。
はずはSTPの制震材を全体的に施工します。
タイヤハウスにもしっかり施工します。
当店のブチル系制震材の使用方法は、国産メーカーの材料は面積の30~50%で振動を低減ができるとなっていますが、当店は振動だけではなく、比重のある材料自体で防音するイメージで施工しています。
なので当店ではフレームなど、強固な箇所を除いて重量とのバランスを考えながら全面的に施工いたします。
エンドパネル付近まで施工しました。
そして2層目の独立発泡シートを施工します。
こちらの材料は重量は少ないので、遮音・吸音の性能特性なので全面的に施工します。
タイヤハウスもなるべく全面的に施工します。
一部は厚みがあると内装を復元できないので、施工できない部分もあります。
これでラゲッジとリアタイヤハウスは完成です。
また作業中に効果的な場所があれば、シンサレートにて吸音も狙います。
ここはセカンドシートの横、腰の辺りです。
少々スペースがあったのでシンサレートで吸音しました。
今回ボルボはタイヤハウスが室内にある形状だったので、リアタイヤハウスへの施工は有効と考えてご提案いたしました。
お車を静かにするには1箇所をがんばったり、高い材料を1ポイントに使用しても分かりやすい効果はなかなか難しいでしょう。
当店でも地道に、なるべく大きな面積を複合的に処理していくことで一定の結果が出ます。
ボルボはこの後にルーフとフロントタイヤハウスも施工したので紹介いたします。