こんにちは。
今日は先日作業しましたＲＡＶ４の紹介です。
ＲＡＶ４は去年の発売後からオーディオや防音施工の作業が多く、お問い合わせも多いため通常のブログより早めに紹介いたします。
前回のブログでフロア～ラゲッジ・リアタイヤハウスへの施工を紹介しました。
今回は残りの施工箇所を紹介していきます。
まずはルーフの施工から紹介いたします。
内装を外していきます。
ルーフの鉄板には制振材など無く雨の強い日などは雨音も響きますし、風切り音など騒音も多く侵入します。
純正としては吸音材はありますが頼りない印象。当店では総合的な防音施工で更にレベルアップ可能です。
まず制振材を施工していきます。
ルーフには外板専用の温度特性に優れた硬質特性制振材を大きく全面に施工していきます。
これで雨音の大幅な低減はモチロンですが、外部からの低い周波数の騒音が低減します。
次は遮音材を施工します。
写真では分かりにくいですが、断熱アルミガラスクロスと独立発泡材の複合材を施工しました。
これで遮音効果のため静かになり、更に断熱効果で保冷バックの中のような効果があるのでエアコンの効率もアップします。
ルーフは完成です。
次はドアの防音デッドニング施工。
内装を外して清掃します。
まずは制振材を施工します。
アルターパネルに制振材を施工していきます。
アウターは硬質特性の制振材を施工。
次は２層目の遮音材を施工します。
アウター側も独立発泡材を全面的に施工します。
最近の施工ではアウターも２重施工することもできます。
次はインナーパネル。
パネルを戻して全面に遮音材を再度施工します。
更にドアトリム・内装。
純正は吸音材は無いので
大きく連続発砲材の吸音施工とします。
これで制振・遮音・吸音をバランスよく配置した、多重防音デッドニング施工です。
より強固な防音となります。
純正のスペース・状態にもよりますが、多重で分厚い構造が防音には一番効果があります。
次はフロントタイヤハウスです。
タイヤとインナーライナーを外しまして制振材を施工します。
制振材を施工。次は遮音材。
独立発泡のゴム系遮音材を施工します。
更に上部のフェンダーパネル内部を制振と吸音施工とします。
次はインナーライナーです。
最近は国産車でも繊維系の材料に変わってきました。
この材料も防音性能に優れているようですが、更に強化していきます。
制振効果は期待できないので、表面に接着材を塗布して遮音材を施工します。
ゴム系遮音材を全面に施工して、タイヤからの騒音を更に軽減します。
今回はこれで全体が完成しました。
あと少しでフルデッドニングですが、お客様のご予算・ご要望を最大限の効果を狙って今回の施工になりました。
ＲＡＶ４は大人気の車両で、問い合わせも多いので先行して紹介しました。
お客様からも感想いただきまして好評でした。
Ｕ様、この度は話題のお車をいち早く施工させていただきまして勉強になりました。
ありがとうございます。
それではこの後、数回は注目の旬な車両を紹介いたします。
