こんにちは。
今日は先日作業しましたアルトの紹介です。
今回、アルトは普段の足なので費用を安く効果を出して欲しいというご依頼です。
そこで当店が金額と要望を考慮して、ご提案した内容がフロントフロアとラゲッジ付近の作業です。
そしてまずは定番のフロントフロアから作業スタート。
シートを外して内装を外すと、フロアが良く見えます。
まずは貧弱な足元を制震デッドニング。
フレームなど強度のある場所は除いて、大きく施工します。
更に当店標準の2重構造の2層目、独立発泡シートで遮音・吸音とします。
これでまずはフロントフロアは完成です。
そして客様よりあと少々出来ませんか?とのご要望でラゲッジ付近に、少々簡単ですが施工しました。
諸事情ありまして、内装が少々外れていたりしましてパパっと施工しました。
少々の効果的な制震と大き目の防音シートとしました。
2015・5・31追記
ブログの写真を整理していましたら、アルトはルーフも防音デッドニングを施工しておりましたので追記いたします。
まずは内装を外すと軽自動車なので当たり前ではありますが、薄い鉄板のパネルです。
よくお客様からルーフは大雨の日にトタンを叩く音が不快だ。と思っていらっしゃるお客様が多いのでルーフのデッドニングは、制震は雨音に効果大。
そして発泡材料は音の遮断性と熱の遮断性、両方に効果があるのでタイヤ系ノイズだけではなく、室内の静寂性と断熱性能によるエアコンの効率アップができます。
まずは制震から。
アルトはフレームが少なく、強度も低そうなので少々重さがありますが強度もあるSTPボンブを適量使用しました。
ボンブは強力ですが、本来フロアー用であまりにも重くなるので全面の使用には疑問になります。
今回はお車の状態から推察して使用しました。
そして今回は低価格もテーマだったので独立発泡材を全面に施工しました。
遮音と斜熱に効果があります。
これで完成。
軽自動車は構造的が貧弱なので、効果は大きく感じられるでしょう。
またエアコンの性能はエンジンの排気量からコンプレッサーの吐出量が決められていますので、大きな軽でも小さな軽でもエアコン性能は同等になります。
なので車両の塗装が黒くて、室内が大きな軽自動車ほどエアコンの効きが悪いと言えます。
そんな時にルーフの断熱は非常に効果があります。
当店では断熱フィルムやクールベールなど色々試しましたが、オートエアコンの設定温度を変更するほど具体的に効果がでた内容は、ルーフの断熱施工だけでした。
住宅でも断熱施工があるように、室内も同等に効果があります。
普段の足である軽自動車でも、快適になりますのでオススメです。
このように予算から逆算して普段の作業メニューにはない内容もできるので相談ください。