こんにちは。
今日は先日作業しました、グランドチェロキーの紹介です。
今回グランドチェロキーはスピーカーの取り付け作業です。
取り付けるスピーカーはフォーカルの165KR2です。
この黄色のケブラーサンドコーンがフォーカルを代表するようなスピーカーです。
KR2はフェイズプラグ装備で中高域の特性を向上させたモデルです。
アルミフレームに仕上げも綺麗なマグネットです。
音の良いスピーカーは細部の仕上がりも素晴らしいものです。
工業品としては基本なのかもしれません。
そしてツイーターはフォーカルが多く採用しているインバーテッド(逆ドーム)構造。
振動版の材質もケブラーを使用していて、ウーハーとの音色の繋が向上を狙っています。
そんなスピーカーをまずは取り付けます。
フィンランド産バーチ材を専用に切り出して
ドアをデッドニング施工しながら取り付けます。
更にグランドチェロキーは純正のオーディオが外せないので、
ハイレベル変換と調整を兼ねて、ドイツ製マッチDSPを取り付けます。
この機種は内部処理がハイレゾで動作できて、変換機としては驚くほどクリアーな音質です。
マッチはブラックス・ヘリックスを生産するオーディオテックフィッシャー社が純正のアップグレードに設定した新ブランドです。
アンプはARCオーディオのKS125.4ミニでマルチ接続としました。
ツイーターも純正位置に少々の加工で違和感無く取り付けて完成。
そして音はフォーカルの柔らかく・エネルギッシュなサウンドに、純正のオーディオからなので透明感が無いのでは?と懸念していたのですが、ARCアンプとマッチDSPの組み合わせでクリアーな表現も確保できて、お客様にも理想通りと合格をいただきました。
しかしマッチDSPのコストパフォーマンスが非常に高いので、純正からのシステムアップが容易になってきました。
マッチDSP、おすすめです。