こんにちは。
今日は先日、取り付けたスピーカーを紹介します。
当店のディスプレイにも入っている、ドイツ製スピーカーのジャーマンマエストロです。
今回は中級機のCS6508の紹介です。
価格は¥60000税別。
ジャーマンマエストロは旧MBクォートのエンジニアが立ち上げたメーカーで、中級機以上はドイツで生産される正真正銘のメイドイン・ジャーマニーなのです。
まずはウーハーです。
今回のモデルは樹脂フレームにマグネット。私が好ましい所はドイツ製は奥行きがちょうどイイのです。
今回のモデルも63.5mmの奥行きでインナーバッフルでの取り付けが問題なくOKです。
ロングストロークは性能的には良いコトですが、インナーで取り付けできない車種も多いので手軽な取り付けが出来ない場合が多くなります。
当店では多くのお客様に、適正な価格でクオリティの高いオーディオを提案したいので性能は良く、取り付け性にも優れたスピーカーには高い価値があると考えています。
そんな意味ではドイツ製は良く考えられています。
そしてこの商品もドイツ製。
ドイツ製は日本製と同等に高品質で、日本の匠に似たマイスターやマエストロという概念があって、品質にこだわる民族性があります。
そんな細かな内容にこだわる日本人にはピッタリな製品だと思っています。
また素材も独自の材料を使用しているようで、ダンパーも見たこと無い色で専用品なのでしょう。
そしてツイーター。
このモデルからドイツ製のチタンツイーターとなります。
形状はインバーテッド構造。逆ドームですね。
MBクォートもそうでしたが、金属ツイーターを好んで使用します。
最近は金属ツイーターが流行りではない?のであまり多くは無いですが、金属のツイーターの特徴はなんといっても透明感です。
そして金属楽器、特にシンバルやベルなどの金属的な響きは素材の特徴から、シルクでは再現しずらい音が出ます。
一昔前はキンキンうるさいツイーターが多かったですが、最近は技術が進歩してツイーターのワイドレンジ化、そして低域再生性能の向上で、ハイあがりなツイーターは少なくなりました。
私も金属ツイーターが昔はキライでしたが、最近は金属の透明感をJAZZや楽器のみの音楽を聴くと、金属ツイーターの方が優れているような感触が多いですね。
今回のお客様も少々楽器を演奏するので、ディスプレイのこのスピーカーに一目惚れ?一聴にして決定となりました。
音質は高域クリアーかつ繊細で、中低域は少々柔らかめなイートンとはまた違う傾向のスピーカーです。
次回のブログには取り付けを紹介しまします。