こんにちは。
今日は先日作業しましたフィット3の紹介です。
今回フィットはスピーカーの取り付け作業となります。
お客様の要望はクリアで繊細な表現が出来て、さらに少々柔らかなタッチのサウンドをご希望です。
なかなか難しい内容ですが、あまり大音量で大きな低音を重視しないそうなので、今回はドイツの名門スピーカーメーカーより、イートンのPRO-170.2を取り付けました。
今回のイートンはドイツの高級スピーカーメーカーの老舗メーカーで、特に振動版の素材に優れたメーカーです。
今回は柔らかなサウンドが希望だったので、伝統のペーパーコーンを採用したモデルとなります。
最近は単層のペーパーコーンは少なくなってきましたので、貴重な柔らかなタッチで鳴る系統のスピーカーです。
価格は¥57000税別と低価格ではないのですが、イートンのスピーカーシリーズは全て、メイドイン・ジャアマニーとドイツ生産となっております。
振動版の素材も自社製で高品位な素材を使用しています。
また素材メーカーとして、他メーカーに供給もしている会社となります。
そんなイートンを今回はシンプルに取り付けていきます。
まずはドアをオーディオ・デッドニング施工とします。
アウター側を制振しまして
しっかりフルデッドニングとします。
材料が一部はSTPですが、フィットは非常に大きなサービスホールなので、柔軟で変形に優れたSTPを部分的に使用しています。
そしてインナーバッフルを作成します。
ホンダ車はスピーカーのホールが異形なので、ワンオフのバッフルが必須となります。
当店ではフィンランド産バーチ材を使用した専用のバッフルとなります。
スピーカーをしっかり固定します。
そしてツイーターはダッシュボードの取り付け完成です。
エージングしながら調整していると、イートンはやはり素晴らしいスピーカーです。
低音はズンドコ系ではありませんが、ツイーター・高域の繊細な表現も絶品ですし、ウーハーも細かな表現と高解像なサウンドで、この価格でこの繊細な表現はなかなか無いスピーカーだと思います。
ドイツの真面目なモノ作りとサウンドを堪能できるスピーカーです。
そしてこの価格帯ではPOWというシリーズもありますが、振動版の素材が違うので、お客様の要望に合わせて提案しています。
これでフィットのスピーカーは完成ですが、後日に純正のインターナビの交換も行ったので、今回は連続で紹介いたします。
では次回に。