こんにちは。
今日は先日作業しましたデリカD5の紹介です。
今回デリカD5はルーフへの防音・断熱デッドニングの施工となります。
まずは内装を外していきます。
内装を外すとルーフには制振など無いですね。
また吸音材などもホボ無いので、構造的には防音構造は何もありません。
それでは施工していきます。
まずは制振材を施工していきます。
運転席・助手席の上部。
ルーフの制振材は温度特性に優れた硬質特性制振材を施工していきます。
夏など温度が上がるシュチュエーションでも性能が良好です。
そして後方まで大きく施工していきます。
これで騒音はもちろんですが、雨音のトタンを叩く様な音も大幅に軽減します。
そして2層目に遮音・遮熱材を施工します。
独立発泡材と断熱アルミガラスクロスの複合材を全面施工とします。
フレームを除き後方まで全面施工とします。
この材料で防音はもちろん、断熱効果もあるので夏など温度が上昇してもエアコンの効率がアップします。
また構造は保冷バックの中と同等になるので、冬の暖房も効率アップします。
更に内装には吸音材を仕込みます。
フレームとの間のスペースに仕込んで吸音構造とします。
この吸音材はスペースがある場合に仕込みます。
これでルーフへの基本施工は完成です。
更に車両ごとに異なりますが、細かく吸音材など施工します。
リアゲートのフレーム内に吸音材。
ここからは追加でピラー下のスペースに吸音材を施工します。
更にAピラーへの吸音材施工も依頼がありましたので施工します。
重要なパネルなので純正でも吸音材がありましたが追加します。
他の吸音材が無い箇所に追加しました。
この施工とピラー根本への施工を追加作業としました。
これでデリカD5は完成です。
ミニバン系はルーフの面積が多く、ルーフを断熱すると広い室内には大きな効果がある車両です。
また不快な雨音も大幅に軽減するので面積の大きいミニバンはルーフから施工する方も多くいらっしゃいます。
この度はデッドニング施工ありがとうございました。