こんにちは。
今日は以前に作業しましたデイズ・ルークスの紹介です。
今回デイズは室内の防音と断熱の施工ご依頼です。
また特に断熱を重視とのご依頼でした。
それでは作業スタート。
まずはルーフから施工していきます。
純正はパネルも薄く騒音の侵入が大きく、トタンを叩くような雨音が響きます。
まずは制振材を施工していきます。
大きく全面に施工しました。
制振材は特注の硬質特性のブチル・アルミ制振材です。
温度特性に優れているので、高温になるルーフでも安定した性能を発揮します。
これで騒音の低減・室内の静寂性・不快な雨音の低減と、ルーフは複合的に効果のあるお得な施工箇所です。
次は遮音・遮熱材を施工します。
200度耐熱の断熱アルミガラスクロスと独立発泡材の複合材を全面に施工します。
これで遮音と遮熱効果で、エアコンの冷暖房の効率も大幅にアップします。
アルミガラスクロス構造は定番の保温材で、保冷バックの中や最近話題のワー〇マンの保温ジャンバーなど、保温・保冷の定番構造です。
次はフロア~ラゲッジ・リアタイヤハウスの施工です。
内装・シートを外して清掃します。
まず1層目の制振材を施工します。
STPの制振材を全面に施工します。
制振材は振動低減はモチロンですが、250hz以下の低周波数の騒音低減効果もあるので、敷き詰めて施工していきます。
ラゲッジまで全面施工です。
リアのタイヤハウスも大きく全面施工です。
BOX形状の室内とリアタイヤハウスが連続構造の車両は、リアタイヤハウスへの施工はロードンボイズ低減に効果大です。
そして2層目の遮音材です。
今回は室内の断熱に特化した内容なので、通常はルーフに使用する断熱遮音材をフロアに施工しました。
部分的には厚みや、伸縮性能の問題で通常の独立発泡材を使用しています。
しっかり全面に施工していきます。
ラゲッジ付近も施工。荷室付近は上部の内装パネルの影響で通常の独立発布材も併用しています。
リアタイヤハウスにも遮音材を大きく施工しました。
遮音材は250hz以上の周波数の騒音低減や、通常は独立発泡材で遮熱効果もあり、エアコンの効率は向上します。
これでフロア~ラゲッジ・リアタイヤハウスは完成です。
次はドアの防音・断熱施工です。
ドアはアウターに制振材を施工してから
全面に断熱・遮音材を施工しました。
更に内装・トリム側に吸音構造です。
次はリアドアの施工。
リアドアはコストと断熱重視で内装側に断熱材を施工しました。
リアドアはスペースも少ないので吸音材を入れるほどクリアランスがありませんでした。
次はバックドア。
少々アウター側を制振材を施工します。
全面を断熱材施工としました。
これで室内から見て、ほとんどのパネルを断熱施工となります。
追加で細かく吸音施工。
Aピラー。
後部のC・Dピラー部分を吸音施工です。
これで完成です。
今回は防音はモチロンですが、特注で断熱を強化しました。
軽自動車はエアコンの性能が貧弱なので、断熱施工によって冷房の効率が向上します。
またアイドリングストップ車でも、真冬の暖房は熱量が少ないので効率アップします。
当店ではお客様に特化した施工も対応できるので、ぜひご相談ください。