こんにちは。
今日は以前に作業しましたWRX S4の紹介です。
S4はフル防音デッドニングの施工で入庫しました。
前回のブログで、フロア~ラゲッジへの施工を紹介しましたので、続きの作業を紹介いたします。
まずはルーフから作業スタート。
内装を外すとルーフには純正の制振材はない構造です。
まずは制振材を施工します。
まず制振材を大きく施工します。
これで不快なトタンを叩く様な雨音は大幅に低減しますし、防音の基本の騒音の低減にも効果的です。
次は2層目の遮音材を施工します。
遮音材は200度耐熱の断熱アルミガラスクロスと独立発泡材の複合材を大きく施工します。
これで遮音と遮熱の効果で、騒音・風切り音の低減やエアコンの効率アップなど様々な効果があります。
フレームにも吸音材を仕込みました。これで完成です。
ルーフの次はドアを防音デッドニングしていきます。
まずドアを制振デッドニング施工。
そして遮音材を全面施工。
更にドアトリム・内装に吸音施工。
これで完成です。この施工を4枚のドアに施工しました。
次はフロントタイヤハウスへの施工です。
インナーライナーを外して、清掃して制振材を適度に施工します。
インナーはプラスチックなので、鳴き止め程度です。
そして遮音材を全面施工。
次はフェンダー・ボディ側を施工します。
まずボディ側に制振材を施工します。
次は2層目の遮音材を施工します。
そしてフェンダー部を吸音施工して完成です。
フルデッドニング完成です。
お客様は前の車両がBMWだったので、走りは満足ですが騒音は耐え難かったそうでフルデッドニングとなりました。
後日ご連絡いただきまして、とても静かになったし走り心地も良くなったので満足しているとの感想でした。
フルデッドニングまで施工するとロードノイズだけではなく、停止時でも車内の静寂性能が段違いに静かですし、雨天時や荒天時に外部からの騒音をトータルで防音します。
またボディの振動が低減するので、音だけでなく体に掛かる振動が低減して疲労も低減します。
様々な効果のあるフルデッドニング施工を、是非ご検討ください。