サウンドライジング BLOG

神奈川のカープロショップ「サウンドライジング」の日記です。 普段の作業風景など写真と一緒にUPしていきます。

アウディA3のフロア・ドアを防音デッドニング施工

こんにちは。

 

今日は以前に作業しましたアウディA3の紹介です。

 

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最近は欧州車への防音施工も増えてきました。

そして今回はフロアとフロントドアの防音デッドニングを施工しました。

 

では作業スタート。

 

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まずは内装・シートなど外して清掃します。

 

アウディA3はフロア中央部のボディパネルが、やや薄い構造なので防音デッドニングが効果的な施工となります。

 

まずは1層目の制振材を施工します。

 

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STPの制振材を全面施工とします。

 

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フロアの施工はリアシート下までとなります。

 

 

制振材は振動低減はモチロンですが、250hz以下の低い周波数の騒音低減シートになるので、全面に施工します。

 

次は2層目の遮音材を施工します。

 

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遮音材は単層構造の独立発泡材。こちらも全面に施工します。

 

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遮音材は250hz以上の中高域の騒音低減はモチロンですが、同時に発泡材の効果で断熱効果にも優れています。

 

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これで標準の全面2重施工の完成です。

現在は制振材・遮音材ともに更にグレードアップした材料を使用しております。

 

次はドアの防音デッドニング施工です。

 

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内装を外して、欧州車特有のオイル・油を掃除して施工してきます。

 

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まずはアウターパネルに制振材を施工します。

 

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次にアウターに独立発泡材の遮音材を施工します。

まずこれで2層の防音施工。

 

次にサービスホールのあるインナーのパネルに制振材を施工します。

 

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この状態が純正の状態です。サービスホールは塞がっています。

さすがは欧州車。強固な構造です。

 

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プラスチック部を制振材で防音施工。

 

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更にインナーパネルに遮音材を全面施工です。

これで多重防音施工となります。

 

防音は重さも考慮しながらミルフィーユのように制振・遮音・吸音を効果的に施工していきます。

 

この構造であれば仕上がりは純正状態ですが、防音構造は分厚い施工となります。

 

内装は欧州車特有の分厚い吸音材があったので、多少吸音施工です。

 

全体が完成です。

 

欧州車は国産よりも施工時間がかかりますので、ご了承ください。

 

作業ご依頼、お待ちしております。