こんにちは。
今日は以前に作業しました、日産Z34の紹介です。
今回Zはロードノイズ対策となります。
お客様がZの走行性能は気に入っているが、プレミアムなスポーツカーとしては走行中のロードノイズが外車の同系統の車両に及ばないので、ロードノイズを低減して快適に改良したいとのご要望です。
お客様と協議しまして、車体下方のフロア・ラゲッジとタイヤハウスの施工となりました。
まずはフロア・ラゲッジから施工していきます。
内装・シートを外して制振材を施工していきます。
Zは純正の制振材も強固に入っていたので、通常の施工より強化した制振材を施工しました。
フロア前方から施工していきます。
制振材はサイレントコートを施工しました。
フロア平面部などは更に振動吸収を狙って、SC-MLEX-2.0 を使用しています。
制振材は振動吸収と低い周波数の騒音低減施工があるので、大きく施工していきます。
施工はつま先ほどの位置からできる限り施工していきます。
Zは複雑な形状で、内装を外すにも施工するにも大変な車両です。
しかしフレームの形状から高性能スポーツなことが容易に想像できます。
きっと所持していたら楽しい車両だろうな。なんて考えていました。
リアタイヤハウスも裏側までシッカリ施工しました。
Zはリアタイヤハウスの外側のフェンダー付近も専用でシッカリ施工します。
次は遮音材の施工です。
EPDMゴム系遮音材を施工していきます。
ゴム系の独立発泡材シートで中高帯域の騒音低減と、ゴムの弾力で振動吸収を狙います。
リアタイヤハウスも施工します。
トランクのエンドパネルなで施工していきます。
これでフロア・ラゲッジ・リアタイヤハウスの施工が完成です。
次はフロントタイヤハウス・フェンダーの施工です。
タイヤ・インナーライナーを外して施工していきます。
まずは制振材を施工します。
この位置が車内との隔壁なので重点的に施工します。
2層目のゴム系遮音材を施工します。
上部も同様に施工。そしてフェンダーパネルは吸音材を施工します。
当店ではフェンダーパネルも吸音施工としております。
次は外したインナーライナーです。
材料を施工するので接着剤を施工します。
制振材とゴム系遮音材を施工して完成です。
この施工が当店の、フロントタイヤハウス・フェンダーの施工となります。
完成してZのお客様からすぐにご連絡いただきまして、想像以上に効果があったので追加施工をいただきました。ありがとうございます。
数週間後に施工したので連続で紹介いたします。