サウンドライジング BLOG

神奈川のカープロショップ「サウンドライジング」の日記です。 普段の作業風景など写真と一緒にUPしていきます。

サウンドモニター・クロック交換

こんにちは。

今日はエスティマのオーディオチューニングでデッキのサウンドモニターCDTー350Xのチューニングです。

もう何度か紹介していますが、クロック回路とアナログ回路(オペアンンプ・Cコンデンサー・など)のチューニングです。

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交換した部品は左です。1mmぐらいの部品はチップ抵抗です。

カップリングコンデンサーにはシルミックを使用。今回注文したら、なんだか素っ気無い外観になっていました。

青いコンデンサーが350X標準品。リード線が鉄足です。

音質を考慮したら、やっぱりOFCリードが好ましいですね。

リードは磁石にくっつけると分かります。オーディオグレードであれば、ほとんどOFCや銅リードです。

こんな些細なところでも結構、音は変わります。う~ん奥が深い。

もちろん、このほかに高精度クロックを取り付けています。効果は抜群で、パイオニアのカロXや新型P-01も高精度クロック回路を重点的に作られています。

うさんくさい改造ではなくて、しっかりと実績があります。改造マニアの間では有名なチューニングです。

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そして取り付け。

もう全体のメリハリと立体感が別物で格段にグレードアップします。

アンプレスクラスのデッキでも、音質を向上する余地が残されていれば、グレードアップは可能です。

デッキのチューニングもデッキの内部での向上なので、オーディオシステムのサウンドが不完全な時には、その効果を実感できないこともあるかもしれません。

したがって当店ではシステム全体のバランスを考えた上で、提案しています。

よく電話で中帯域を分厚く鳴らしたいので、オリジナルパッシブにしたいと相談されますが、やみくもに1箇所を良くしても、音が完成されるわけではありません。

音を具体的に良くしたいのであれば是非、近くプロショップや当店にご来店ください

プロショップであれば、必ず音を確認できるデモカーがあります。音を聞いて決定すれば、そんなに失敗は無いと思います。

当店もデモカーで日々勉強しています。

そういえば年末用にデモカー1台作りました。

キッカーのRS65.2です。また次回にでも紹介します。

ぜひ試聴してください。