サウンドライジング BLOG

神奈川のカープロショップ「サウンドライジング」の日記です。 普段の作業風景など写真と一緒にUPしていきます。

フィットにスピーカー・イートンPRO170.2取り付け

こんにちは。

 

今日は先日作業しましたフィット3の紹介です。

 

f:id:soundrising:20170620183939j:plain

 

今回フィットはスピーカーの取り付け作業となります。

 

お客様の要望はクリアで繊細な表現が出来て、さらに少々柔らかなタッチのサウンドをご希望です。

なかなか難しい内容ですが、あまり大音量で大きな低音を重視しないそうなので、今回はドイツの名門スピーカーメーカーより、イートンのPRO-170.2を取り付けました。

 

f:id:soundrising:20170620184336j:plain

 

今回のイートンはドイツの高級スピーカーメーカーの老舗メーカーで、特に振動版の素材に優れたメーカーです。

今回は柔らかなサウンドが希望だったので、伝統のペーパーコーンを採用したモデルとなります。

最近は単層のペーパーコーンは少なくなってきましたので、貴重な柔らかなタッチで鳴る系統のスピーカーです。

 

f:id:soundrising:20170620184704j:plain

 

価格は¥57000税別と低価格ではないのですが、イートンのスピーカーシリーズは全て、メイドイン・ジャアマニーとドイツ生産となっております。

振動版の素材も自社製で高品位な素材を使用しています。

また素材メーカーとして、他メーカーに供給もしている会社となります。

 

そんなイートンを今回はシンプルに取り付けていきます。

まずはドアをオーディオ・デッドニング施工とします。

 

f:id:soundrising:20170620185358j:plain

 

アウター側を制振しまして

 

f:id:soundrising:20170620185424j:plain

 

しっかりフルデッドニングとします。

材料が一部はSTPですが、フィットは非常に大きなサービスホールなので、柔軟で変形に優れたSTPを部分的に使用しています。

 

そしてインナーバッフルを作成します。

 

f:id:soundrising:20170620185633j:plain

 

ホンダ車はスピーカーのホールが異形なので、ワンオフのバッフルが必須となります。

 

当店ではフィンランド産バーチ材を使用した専用のバッフルとなります。

 

f:id:soundrising:20170620185819j:plain

 

スピーカーをしっかり固定します。

 

そしてツイーターはダッシュボードの取り付け完成です。

 

f:id:soundrising:20170620185904j:plain

 

エージングしながら調整していると、イートンはやはり素晴らしいスピーカーです。

 

低音はズンドコ系ではありませんが、ツイーター・高域の繊細な表現も絶品ですし、ウーハーも細かな表現と高解像なサウンドで、この価格でこの繊細な表現はなかなか無いスピーカーだと思います。

 

ドイツの真面目なモノ作りとサウンドを堪能できるスピーカーです。

 

そしてこの価格帯ではPOWというシリーズもありますが、振動版の素材が違うので、お客様の要望に合わせて提案しています。

 

これでフィットのスピーカーは完成ですが、後日に純正のインターナビの交換も行ったので、今回は連続で紹介いたします。

 

では次回に。