こんにちは。
今日は現在作業中のレガシーにも使う、問い合わせが多かったARC KS125.5のヒアリングレポートします。
最近ブログを見ていますと言っていただく事が多くて、インターネッツの影響力は凄いものだな~と関心しました。今後も多くの方が見ていると思い気を引き締めて書いていきます。
いつもだと当店はARCの2050XXKというアンプで比較するのですが、同じメーカーでは音の傾向は似てしまうのでビーウィズのR-208と比較しました。
出力も同等の80wX2chです。
ここからは私の感想です。
どちらのアンプも本格的な内容でしっかりとしたサウンドです。
高域までレスポンスよく伸びて、低域もしっかりとしたボリュームで鳴ります。パッと聞いた感じでは同じに聞こえるくらいです。
そしてよくよく聞くと、ARCは高域がカッチリしてシャープで低域もこちらの方が厚みがあります。逆にビーウィズはボーカル帯域、の中帯域に厚みがあってしっとりとした感触。ほぼ同じキャラクターですが少々ニュアンスは違います。
ARCの方が立体的でフォーカスのよい印象。ビーウィズは中域重視しっとりです。
どにらも身構えずに聞けばニュートラルで本格的なコンパクトアンプです。
しかしARCは良いです。まずデジタルアンプの事なんて言われなければ気づきません。しっかりと次世代アンプが進化していることを確認しました。
そして少々サービスショット。
大好きな内部です。小さいけれど物量はしっかり入っています。
なにやらシングルプッシュプルですが、見慣れない部品が存在します。これがG級回路でしょうか?
コンデンサーはARCオリジナルが採用されています。たしかこのコンデンサーはシグネイチャーモデルにも専用に採用されていたはず。
小さいけれど、パーツは高品位なもので作られていそうです。イイ音も納得です。
今回ARCのアンプはサイズからは想像できないサウンドで鳴りました。そろそろデジタルは音質が悪いという概念も変わってきそうです。
このコンパクトサイズは車の中で非常に有利です。
オーディオの製品も日々進化しているな~なんてしみじみ感じてしまいます。
ここ最近のカーオーディオ製品はコンパクトで価格がほどほどな物が調子がイイですね。
いろいろあってオススメするにも迷ってしまいます。