こんにちは。
先日取り付けしたフェーズLS1625Fの写真です。
このスピーカーはフルレンジなのでセパレートのような調整はいらない分、基本的な技術で音質を稼ぎます。
お客様は当店を選んでくれた理由のひとつにバッフルがあります。
当店ではインナーバッフルを基本としてその内容にこだわります。バッフルの素材や構造です。
見えないところですが非常に重要な部分です。
当店ではバッフルの材料にフィンランド産ホワイトバーチを全て標準で使用しています。全ては音のために手は抜けません。
そしてボルト・ナットで固定して完成。
出てきた音はナチュラルで透明感のあるサウンドでした。
音を出して少しモデル5.1で試聴をしているとスピーカーを交換する前に比べて内部機器パスの状態(スルー)の時の音質が上がったように感じられました。スルーもなかなか聞ける音になっていて私の思っていたフルレンジ=こもっている音。ではありません。
このフルレンジの音を気に入るかたも多いのでは?と思いますが見た目やセールス的なアピールが少ないモデルなので、このまま知る人ぞ知る名器になっていくのでしょう。
お客様は第一フェーズのファンなので、もう少しグレードアップを検討されているようです。
また次回もよろしくお願いします。