こんにちは。
今日はアンプの紹介です。
紹介するアンプはヘリックスの2chアンプP200です。
ヘリックスはブラックスの姉妹メーカーで同じ設計者が作っているのでブラックスのサウンドを連想する高品位なアンプです。
このアンプはヘリックスの中級器でパワフルな2チャンネルアンプです。
今回はお客様の注文で検品をかねてヒアリングしました。
まずはスペック。
130Wx2chの出力で最大ブリッジ1Ω675Wを出すハイパワーアンプ。
写真で見るとこのアンプの特徴が分かります。
出力段のトランジスターがマニアの方はご存知メタキャン仕様。このトランジスタは放熱・防振に優れていてオーディオ好きな方はご存知ですが、高コストなため昨今ではあまり見ませんが、ヘリックスではこのトランジスタをよく使用しています。
そしてこのトランジスタを2chモデルは片側4パラレル・プッシュプルと高級機並みの構成で駆動するアンプです。
アンプの要所にはオリジナルのカスタムコンデンサーが使用されていて色々とこだわりを感じます。
そしてヒアリング。
まず音の明瞭感が素晴らしい。明るくハッキリとしたサウンド。
低音などはタイトにリアルに響いて、安っぽい間延びはしません。
パワーはあるが音はパワーで押し切るタイプではなく正確に音を再生するアンプです。
なのでアメリカンなパワータイプのアンプからすれば物足りなさも感じるかもしれませんが、これがP200のサウンドキャラクターでしょう。
音の傾向は上記で書いたとうりですが、更に付け加えるとクオリティーが高いですね。
他の20万円クラスと聞いても明確な差はありません。
このアンプを試聴していてモガミアンプを思い出しました。
全体に正確で高域での繊細さ。そして低音の制動がうまいなと。
たぶん基本は4chアンプが売れそうですが、そこは当店のお客様。2chの方が音いいが良さそうですね。とあえて使いづらい2chを選択されました。
この音であれば間違いないでしょう。
良い音のアンプP200、おすすめです。