こんにちは。
今日は本当に久々のブログになってしまいました。
最近とても忙しく、多くのお客様にも作業をお待ちしていただいておりました。
今日はブログを挽回するために、通常は作業順に紹介しているのですが、ストックの写真は数千枚あるので、今後は月一ぐらいで旬な内容を紹介していきます。
まず今回はフォーカルの新型ユートピアMを取り付けたので紹介していきます。
お車はNCロードスターです。
今回はロードスターの防音とスピーカー取り付けですが、取り付けるスピーカーはフォーカルから新型ベリリウムシリーズのユートピアMです。
新型のベリリウムでワクワクします。
ツイーターは特許のM型インバーテッド構造のTBM。
フォーカル伝統の逆ドーム振動版です。
素材はフォーカル内製の高純度ベリリウム。
メイドイン・フランス。
そしてウーハーもマニアックに8インチウーハー。8WM。
ウーハーは8インチながら、、奥行52mmで今回はドアにインナーバッフルにて取り付けます。
上記のユートピアMを2WAYで鳴らしていく、オーディオ好きとしてはテンションの上がる構成となっております。
そして取り付けていきます。
ドアはフィンランド産ホワイトバーチ材で、専用に作成します。
純正位置にインナーバッフルでの取り付けとなります。
まずドアは完成。
そしてツイーターもピラーを加工して取り付けます。
ツイーターも取り付け完成。自然な取り付けとしました。
そしてシステムで重要なアンプは今回は特別な役割があります。
8インチウーハーをウーハー帯域で、遅くならずクリアに鳴らすアンプが必須なのです。
お客様と打ち合わせしまして、定番ですが最適なアンプになります。
ブラックス・GX2400の4chアンプでマルチ接続です。
8インチのウーハーをクリアに鳴らす役割にに2パラMOS-FETのメリハリの良い特性とクリアなサウンドの傾向でチョイスしました。
純正のラッゲジスペースにストックで取り付けました。
蓋をするとフラットになり、スペースはそのままに使用できます。
そしてDSPにはドイツ製のヘリックスDSPミニを選択。
このシステムで2WAYマルチ接続にてブラックスでドライヴしていきます。
そして音出ししまして、まず感想は8インチウーハーが自然にウーハー帯域で鳴っています。懸念していた8インチの鈍い音が出たらとドキドキしましたが、鈍い音は皆無でユートピアWサンド特有の固い感触でクリアなMID帯域。
そしてツーターも周波数を下げても、厚みもあり金属振動板のクリアな感触でした。
6インチのドアスピーカーより、低い周波数も得意なので8インチダブルで十分な低音を確保できました。
また8インチで今回一番良いと思えた内容は、スネアドラムの音です。
クリアな音のまま6インチでは難しいほどの音の厚みです。
ここに関しては予想を大きく超えてきました。
クロスポイントも余裕があるので、調整していて楽しいシステムです。
現在はお客様に返却してエージング中ですが、ベリリウムのエージングが終わったころには更に素敵なサウンドに変化しているでしょう。
当店は普段は10万円セットなど多いですが、いろいろなシステムに対応できるのでご相談ください。
最近はデッドニングの写真も多いですが、並行してオーディオも多数取り付けしてます。
ロードスーターは今回の作業で、同時に防音デッドニングも施工したので次回に紹介します。