サウンドライジング BLOG

神奈川のカープロショップ「サウンドライジング」の日記です。 普段の作業風景など写真と一緒にUPしていきます。

JBL MS-62Cの紹介

こんにちは。

今日は先日にノートに取り付けたJBLの新型スピーカー、MS62Cの紹介です。

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新型のセパレートスピーカーは新しいグレードのオートモーティブシリーズのラインナップです。

価格は¥44100(税込み)とパワーシリーズよりチョット高いですがリーズナブルな価格になります。

そして気になるユニットです。

まずはウーハーは今回のモデルは6.5インチと振動板の口径を大きくしてきました。

より低音の辺りをワイドレンジ&パワフルな内容を狙ったのでしょう。

そして振動板はファイバーグラスラミネートコーンと言いまして、私が解釈するにはガラス繊維とビニール系の混合振動板でしょう。

更に金属のフェイズプラグも装備。ハイスピードな仕様でしょうか。

まずウーハー裏側。

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MS62Cは豪華にアルミキャストフレームです。Pシリーズよりグレードアップしました。

マグネットは薄くて大きな口径で、スピーカーの取り付け奥行きは60mmと取り付けやすいサイズになっています。

そしてツイーター。

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なんとこのモデルはインバーテッド・ドームツイーターです。振動板が逆ドームでフォーカルは全部これなのでよく見ます。

材質はチタンでフェイズプラグ装着。

そして注目は振動板のプレスです。薄い金属はプレスを入れることで強度が増すのです。よく波板屋根なんてありますが、薄いトタンに強度を与えます。

この振動板は細かなプレスが入っていて、なにかエンジニアの狙いがあるのでしょう。

ネットワーク。

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こちらは高級というわけではなく、スタンダードですが、以前のモデルより調整機能が増えています。

ツイーターのアッテネーターは3段階。そして位相の調整機能。

そして全ての切り替えをスイッチではなくジャンパーピンで切り替えします。

ココも原始的ではありますが、スイッチよりも接点の健全性と電気的な容量などオーディオ的な要素でみれば、ハイグレードと言えます。

またこのモデルはツイーターのアタッチメントが従来よりも使いやすく向上して、取り付けやすさも向上。

今回のモデルは全体が大幅に向上しました。

そしてサウンドは以前よりもハイスピードな印象。

ツイーターは透明感があってよく伸びる印象で、このツイーターが生かされるように全体がクリアーで明るいサウンド。以前のP660cよりもスッキリ&クリアーになりました。中低域の厚みで以前のPの方がイイですね。

今回のMS62Cは音も内容も現代的にアレンジされた商品です。

新型MS62Cはコストパフォーマンスに優れていてオススメです。