こんにちは。
今日は先日作業しましたアバルトのロードノイズ対策のつづきです。
前回はルーフの作業でしたが、今回はフロアからの作業です。
まずは運転席下を含むフロントフロアデッドニングです。
足元の純正カーペットを大きく持ち上げて作業します。
そしてまずはデッドニング・制震シートを施工します。
ほとんどの欧州車はカーペットが完全に外れないので、持ち上げながらの作業がつづきます。
特殊発泡の吸音・遮音特性の防音シートを全面に施工していきます。
写真には写っていませんが、アクセル裏の部分も貼れるだけ施工します。
更に空いているスペースを探して、シンサレートで細かく吸音を狙っていきます。
ロードノイズや防音作業は1箇所だけで大きな効果は出ないので、複数の内容で効果を出していきます。
そしてオーディオの件ではないですが、ドアも防音デッドニングします。
純正は欧州車特有の発泡スチロールのようなカバー。
フルカバーは良いのですが、さすがに軽量・低比重すぎます。
そしてやはりフルデッドニング。
高重量・高比重でエコの昨今からすれば、時代を逆行していますが遮音・防音にはこの内容が一番。
これからの時代はお客様が欲しい内容をチョイスいただければ、それが正解だと思います。
そして防音作業なので、特殊発泡材にて防音処理も施工します。
さらにドアトリム・パネルにも少々施工しました。
こちらには吸音など複数材料で効果を狙います。
そして完成。
後日、お客様に感想いただきまして防音の効果はもちろん、嬉しい誤算でエアコンの冷え具合が快適だそうです。
具体的に真夏のオートエアコンの設定温度が25度程度が27度ほどでよくなったそうです。
ルーフに遮音・斜熱構造を施工すると、オートエアコンの設定温度に変化がおきるので分かり易いそうです。
ロードノイズ対策を検討のお客様は、お気軽にお問い合わせください。