こんにちは。
今日は先日作業しましたハリアーHVの紹介です。
今回ハリアーはロードノイズ低減対策のため、防音デッドニングを施工しました。
もともと静かなお車ですが、更に静粛性を高めるために施工スタート。
まずはフロアから施工します。
内装・シートを外して清掃して施工していきます。
私の感想ですがハリアーはトヨタ車(レクサスは別)の中では5本の指に入るぐらい良い防音構造です。実際NXと比べても防音材料はホボ変わらない印象です。
フロアも純正の制振材がいっぱい入っています。
しかしフロアなどの鉄板・パネルは現代の車らしく薄い傾向にあるのでデッドニングすることで更に高速道路走行などの静粛性が高まります。
まずは制振材を施工します。
まずはSTPの制振材を全面施工とします。
最近はこの材料は、サイレントコートに変更しています。
フロアに遮音材をしても大きく施工します。
そして2層目に遮音材を施工します。
ここには単層構造の独立発泡材を施工します。
単層構造なので伸縮性能が高く曲面にも密着します。
これでフロアの標準2重施工は完成です。
次はルーフの施工です。
ルーフパネルには制振材はありませんが
吸音材はたくさん施工されています。
このあたりもトヨタ車ではココまで施工されている車は多くは無いです。
吸音材はあるので当店はパネルへ施工していきます。
まずは制振材です。
ルーフには専用の硬質特性の制振材を施工します。
この材料は温度特性にも優れているので、温度変化の激しいルーフにピッタリな制振材です。
この制振施工で不快な雨音も大幅に低減します。
そして2層目には遮音・遮熱材を施工します。
独立発泡材と断熱アルミガラスクロスの複合材です。
防音はモチロンですが断熱効果もあるので、室内を保温・保冷してエアコンの効率アップにも役立ちます。
これでルーフも完成です。
今回は当店で特に推奨する施工の2トップのフロアとルーフを施工しました。
この施工がタイヤ系ノイズやエンジン音低減、また雨音・風切り音低減と総合的にバランス良く静粛性が高まります。
そしてこの2つが安定したら次のステップをオススメいたします。
当店では効果の高さから、まずはフロア・ルーフを優先的に推奨いたします。