サウンドライジング BLOG

神奈川のカープロショップ「サウンドライジング」の日記です。 普段の作業風景など写真と一緒にUPしていきます。

レクサスISをロードノイズ防音対策・ルーフ・ドア

こんにちは。

 

今日は先日作業しました、レクサスISの紹介です。

 

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今回レクサスISはロードノイズ低減の防音デッドニングの施工をしまして、

前回のブログでフロア施工を紹介しましたが、今回はルーフ・ドアです。

 

まずはルーフへの施工を紹介します。

 

まず内装を外していきますが、今回のISは、さすがは高級車なのでサンルーフが付いていました。

 

通常はサンルーフがあれば、ガラス付近は施行できませんので施工面積が少なく、お得感が低いので施工は少ないですが、もともと静かな車のロードノイズを軽減する目的なので、施工となりました。

 

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いろいろな配線や機器がありますが、内装をずらして施工していきます。

サンルーフが無い部分は、通常の仕様を変わらず貧弱なので、ウィークポイントに施工します。

 

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まずは制振材を施工します。

特注の硬質特性材で、固く仕上げます。

フレームの中など細かく施工していきます。

 

次は2層目の素材を施工します。

 

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独立発泡材と断熱アルミガラスクロスの複合材を施工します。

そしてスペースを見ながら吸音材も仕込んでいきます。

 

サンルーフ装着車はルーフの動きを確認しながら施工していくので、時間が掛かりますね。

 

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そして前方のパネルも面積は少ないですが、しっかり施工していきます。

 

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吸音材も今回は接着タイプの材料で、サンルーフとの緩衝が無いように細かく施工していきます。

 

これでルーフは完成です。

 

そしてルーフの施工ついでに、Aピラーも吸音施工としました。

 

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純正は何も無かったので

 

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吸音材を全面施工としました。

この施工は有料でルーフと一緒であれば、4,5千円ほどで施工しています。

 

次はドアの防音デッドニングです。

 

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ドアの防音的な構造は、ドアトリム・内装側の吸音材は多いですが、ドア自体は通常のトヨタ車と変わりありませんので、施工していきます。

 

まずは制振材を施工します。

 

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ボディ側のパネルは適度に施工して、サービスホール付近は大きく施工します。

 

そして防音施工で重要な遮音材を施工します。

 

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オーディオ的には制振が重要なので、デッドニングと言えば制振だけですが、防音の観点からすると遮音材が重要になります。

 

なので遮音材は全面施工としています。

この遮音材で音自体を、遮断・吸収しています。

 

そして内装側では吸音材を追加施工します。

 

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純正もまずまず施工してありますが、追加で吸音材を施工します。

 

当店ではドア側に制振材と遮音材を施工するので、分厚い吸音材を仕込むほどスペースが無い場が多いので、吸音は適度に施工しております。

当店の考えでは、防音施工は吸音より遮音を重要視しています。

 

これでレクサスISは完成です。