こんにちは。
今日は先日作業しましたデミオの紹介です。
今回は千葉からご来店いただきましたデミオを全体的に防音デッドニング施工していきます。
まずはルーフへの防音・断熱デッドニングから紹介いたします。
それでは作業スタート。
まずは内装を外していきます。
内装を外すと制振材はありません。が吸音材はありますね。
まずはルーフパネルに制振材を施工します。
ルーフへの制振材は温度特性にも優れた、特注の硬質特性の制振材を施工します。
通常のブチル・アルミ制振材の比べて固く仕上がりますが、曲面への施工には不向きで当店では平らな面にはこの制振材を施工しています。
全面的に施工します。
そして次は遮音材です。
ここには独立発泡材と断熱アルミガラスクロスの複合材を施工します。
遮音はもちろんですが同時に遮熱効果もあります。
ルーフは夏に日傘の様な役目で温度が上昇するのでルーフを断熱するとエアコンの効率もアップします。
この効果はHVやEVなど電気でコンプレッサーを動かす車両には節電効果で燃費のアップにも繋がります。
そして最後に吸音ですが純正でまずまずあるので追加しました。
車両前方にスペースがあったので追加施工としました。
これでルーフへの施工が完成です。
ルーフはロードノイズ面では軽視されがちですが、防音の観点からするとフロアと同等に重要な施工箇所となります。
雨音の減少はもちろんですが高速道路の走行時などはルーフへの風切り音なを含む、大きな騒音の侵入経路です。
全体的な仕上がりを追及するとルーフへの施工は絶対的な施工箇所と言えます。
今回デミオはまだまだ施工しましたので順次紹介していきます。