こんにちは。
今日は先日作業しましたレクサスCT200hの紹介です。
車の写真は忘れてしまいましたが、前回のブログでフロアへの防音デッドニング施工を紹介いたしました。
今回はルーフとドアへの施工となります。
では施工スタート。
まず内装を外していきます。
内装側には吸音材は多くありますが、ルーフには制振材はないので向上の余地が大いにあります。
最近の車は高級車でも低燃費&軽量設計なので仕方ないですね。
まずは制振材を施工していきます。
しっかりと大きく施工していきます。
ルーフなど平面への施工には、国内のサプライヤーさんの専用の硬質特性制振材を施工します。
この材料は温度変化の特性も良好なのでルーフにぴったりな材料です。
これで防音はもちろんですが、不快な雨音も大幅に軽減します。
次に遮音・遮熱材を施工します。
こちらもルーフ専用に独立発泡材と断熱アルミガラスクロスの複合材を施工します。
防音はもちろんですが同時に車の日傘に等しいルーフを遮熱することで、エアコンの効率も大幅にアップします。
そして吸音材を追加します。
純正のシンサレートはたっぷり施工してあるので、空いたスペースに吸音材を追加しました。
これでルーフは完成です。
そしてドアも4カ所防音施工としました。
全て外すと防音的な構造は、ドアトリム・内装側の吸音材だけで、後は通常の車両と変わりありませんのでしっかり防音していきます。
まず制振材を施工します。
ここはオーディオも意識した施工になっております。
最近は防音とオーディオ的な制振デッドニングの両方をご依頼いただくことも多くなっております。
次に遮音材を施工します。
そして内装側も今回は純正の吸音材を取ってしまって、制振材を適度に施工しまして
全面に吸音材を施工しました。
これでドアの防音&オーディオデッドニングは完成です。
そして今回は追加で純正オーディオのライトチューニングも取り付けました。
レクサスのオーディオシステムはアンプもあるシステムで、全部のアンプとスピーカーを入れ替えると大きな金額が掛かりますので、手軽なライトチューニングを施工しました。
ドアスピーカーは先ほどのデッドニングを施工しましたので、次はツイーターです。
システム全体の音がハッキリしないとの指摘がありましたので、ツイーターをチューニングします。
ツイーターにある小型なコンデンサーを交換しました。
音質優先の高品位フィルムコンデンサーに交換して音質アップとしました。
更に小型のアンプを音質補正に入れて完成です。
そしてCT200hはフロントタイヤハウスも施工したので次回に紹介いたします。