こんにちは。
今日は以前に作業しました30系プリウスの紹介です。
今回プリウスにはルーフ・フロア・ラゲッジ&リアタイヤハウスの3点セットを施工しました。
防音デッドニングは施工面積が多いほど騒音の侵入経路が減って効果が向上するので、まずは主要な施工箇所を広く施工することがオススメです。
それでは作業スタートです。
内装・シートなど外して清掃していきます。
ラゲッジスペースまで外していきます。
ラゲッジ付近は一度施工したようですが、あまり効果的ではなかったそうです。
貼り方や選択する材料、そして施工位置の順序など当店では独自のノウハウがあります。
一部材料を外して施工していきます。
フロアへの1層目の制振材の施工。材料はSTP。
制振材は振動低減はモチロンですが、250hz以下の防音シートでもあるので大きく施行していきます。
当店ではリアシート下までをフロアと定義しております。
BOX系車両とセダンで優先順位を変えてご提案しています。
ラゲッジ付近も全面施工。
リアタイヤハウスもシッカリと施工します。
全面施工しましたら2層目の遮音材の施工です。
この頃から段階的にゴム系遮音材を施工しています。
遮音材は単層構造の独立発泡材。
黒い材料がゴム系遮音材。
ラゲッジも全面的に施工します。
遮音材は250hz以上の騒音を低減しますし、発泡構造なので断熱効果もあります。
リアタイヤハウスも全面施工です。
室内のタイヤハウスの騒音もシッカリ軽減していきます。
そしてフロアは3層目の防音マットも追加施工。
内装を戻しながらフロア平面部に施工します。
次はルーフの施工です。
内装を外してルーフパネルに制振材を施工します。
ルーフは当店特注の硬質特性ブチル・アルミ制振材を大きく施工します。
温度特性に優れていて夏に高温になるルーフに最適な材料です。
これで騒音低減はモチロンですが不快なトタンを叩く様な雨音も大幅に軽減します。
そして2層目に遮音材を施工します。
遮音材は当店特注品で断熱アルミガラスクロスと独立発泡材の複合材です。
遮音はモチロンですが断熱効果を高めて、夏の冷房時の効率アップします。
ちょうど室内が保冷バックの中になるような構造です。
プリウスなどHVやPHEVなど電動コンプレッサーを使用する車両は、冷房の効率がアップしてコンプレッサーの稼働が減ると、その分の電気で走行できるので燃費アップにもなります。
これでプリウスの防音3点セット施工が完成です。
最近では多くのお客様が3点セット施工をご依頼いただきます。
効果もモチロンですがお買い得な割引も適用されていますので、とてもオススメです。
それでは施工ご依頼お待ちしております。