こんにちは。
今日は先日取り付けもしたスピーカーで、非常にイイ音でおすすめしたいスピーカーの紹介です。
メーカーはCDTというアメリカのメーカーで、モデルはEU-61Vです。
このメーカーはまだ、なじみが少ないですが国はアメリカでもともとは他社のハイエンドモデルのOEM供給を行っていた経歴だそうです。
そして今回新たに、CDTを立ち上げて販売にいたったようです。
基本は高級スピーカー・ハイエンド志向なメーカーですが、価格的に魅力的な機種があったので使用してみました。
たぶんメイドイン・USAだと思うのですが、EUとかも書いてあります。
最近はドイツのメーカーで生産はアジアに丸投げ、なんてメーカーもあるのでスピーカーも多国籍になってきて分からないことも多々あります。
そして詳細です。
まず2WAYセパレートの17cmスピーカーで、価格は¥42000と当店的には10万円セットを選定しているときに気になっていました。
ツイーターは19mmシルクドーム。今の主流は25mmぐらいなのに、なんて思ったりもします。
しかし良くも悪くもウーハーがイイんです。
奥行き70mmのロングストローク構造で、アルミキャスト。この価格にしては良いウーハーです。
でも奥行き70mmでは、おすすめセットは厳しいので見送っていました。
しかしよくよく調べると、なかなかの内容に気づきまして機会があったので使用できました。
ウーハーも良いのですが、このメーカーはパッシブにちからを入れています。
この価格で上下24dBの回路のパッシブネットワーク。
大抵コストで部品点数が限られるなか、自信ありそうな仕様です。
以前ホームオーディオの営業さんと話していたとき、最近のホームスピーカーメーカーは一番パッシブネットワークに予算と時間を使っているなんて言っていました。
そういえば、フォーカルのユートピアBeもゴツイし、JBLのGtiもそう。
実力海外ハイエンドモデルは高価すぎるぐらいのパッシブを作ってきます。
これは期待が持てます。
そして音を鳴らすと、ナチュラルで気持ちの良い音色のスピーカーです。
アメリカ的なドンシャリでもなく、モレルやフラックス系の濃い音でもなく、フォーカルでもない。
高音が細かく滑らかで、低音から高音まで綺麗に鳴ります。
とても気持ちの良い音で、4万円クラスでは抜群な出来ですね。
言葉で説明するには難しいのですが、透明感があって音色が綺麗なサウンドが好みな方にはおすすめです。
メーカー営業さんいわく、上級モデルはもっとイイですよ。とのコト。
とても気になるメーカーです。