こんにちは。
今日は先日作業しましたレガシィワゴンの紹介です。
前回のブログでルーフへの防音・断熱デッドニングを紹介しましたが、今回はフロアへの施工紹介です。
まずは内装・シートを外していきます。
全体を掃除して施工していきます。
1層目にまずは制震材を施工します。
当店の制震材はロシアのミリタリーメーカーのSTPという材料です。
材料はアルミとブチルの複合材で、軟質特性でフロアに密着させていきます。
当店では防音という観点から、材料を大きく施工していきます。
そして2層目の施工です。
2層目は遮音材を施工します。
独立発泡材のシートを全面施工とします。
この材料はすごく軽量なため重量はさほど気にならないでしょう。
フロア施工は運転席のつま先あたりから、リアシートの下まで施工します。
そして今回は追加で3層目に素材も施工します。
エーモンの防音マットを仕込みます。
この材料はゴムシートと吸音構造で、特にゴムシートの遮断特性を追加したくて仕込みます。
この材料は単品の構造は素晴らしいのですが、量販店では手軽に敷くだけ。のように販売されていて、ただ敷いただけでは効果が分かりづらいと思います。
やはり純正の内装を外して制震などの材料と一緒に複合的に、更に効果的に使用しないと単品だけでは効果を確認することは難しいと思います。
当店では施工依頼いただいたお客様が実感できるコトを目指しています。
施工の構造や材料の特性など適材適所に使用して効果を発揮させます。
そして更にルーフを外したので、Aピラーも吸音処理としました。
純正は吸音材は無かったので
全面吸音に吸音素材を施工しました。
このように1つ1つの効果は少ないですが、複合的に騒音レベルを下げることで実感できるレベルまでノイズを削減していきます。
そして次はリアラゲッジ付近を施工しましたので次回に。
つづく。