こんにちは。
今日は先日作業しましたマツダ・ロードスターＲＦの紹介です。
今回ロードスターはロードノイズ低減対策で防音デッドニングを施工しました。
ロードスターは見た目からも分かりやすくスポーツカーのお手本のようなお車で、惚れ惚れします。
しかし軽量化を極限まで追求しているのでロードノイズは静かとは言えませんので、防音デッドニングを施工しました。
お客様と予算や効果を検討して、今回はフロアとドアの防音デッドニングを施工しました。
まずはフロアから紹介します。
２ドアなので後方のスペースなどは無いのですが、その分足元は深い構造で乗用車とは勝手が違いますね。
また運転席は他社のスポーツカーも多いですが、運転席ふくらはぎ付近の突起に触媒があるので高温になりやすいので対策しました。
またハンドル下のバルクヘッド付近まで施工していきます。
まずは制振材から施工します。
この時はＳＴＰの制振材を施工しています。
ブチルとアルミの複合制振材です。
大きく全面に施工していきます。
制振材ではありますが、２５０ｈｚ以下の防音シートでもあるので大きく施工します。
次は遮音材です。
単層構造の独立発泡材を全面施工です。
この遮音材で２５０ｈｚ以上の周波数を遮音します。
そして運転席は部分的に断熱アルミガラスクロスの複合材で遮熱も対策して、触媒からの熱対策も施します。
それで基本の防音２重施工は完成です。
今回は追加で防音マットも仕込みました。
このマットは敷いて完成です。
次にドアを防音しました。
マツダ車なのでガラスを外しながら施工していきます。
まずは制振材を施工します。
次に制振材を施工します。
２ドアなので重量に要注意です。
そして遮音材を施工します。
遮音材を全面に施工します。
そして内装・ドアトリムにも施工します。
さすがは軽量構造で防音的な構造は何も無いので、まずは適度に制振しまして
全面吸音材を施工します。
これでは完成です。
今回ドアをフロントタイヤハウスより先行して施工した理由は、いろいろあるのですが当店の防音理論とお客様のご要望をもとに決定しました。
最近はロードスターの施工は増えてきていて、この施工の後にも数台施工しました。
結果はおおむね良好で、お客様からも感想いただいております。
それでは防音デッドニングを引き続き宜しくお願いいたします。
